大学卒業後、ベストベンチャー100に掲載されたことで知った人材系のベンチャー企業に入社。その後、「営業」「webマーケター」「セラピスト」など、様々な職種から得た経験を活かし、現在はwebライターとして活動中。独学で学んだSEOの知識を元に、精度の高い記事作りを得意としています。また、自身で設立したブログでも約100記事をアップし、これまでに培った人生観やライフハックなどを発信中。
目次
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キャリアコンサルタントに相談するには転職エージェントへの登録が必須
キャリアコンサルタントに相談するには、転職エージェントへの登録が前提になります。転職エージェントは全国に数多く存在しますが、対応地域の違いや業界や職種でも得意・不得意なジャンルがあります。また、初めての転職なのか複数回目なのか、年代、性別によっても利用すべき転職エージェントは異なります。
登録・相談はすべて「無料」
転職エージェントは求職者からの相談や求人紹介を「無料」で行っています。人材紹介会社を開業するときには有料紹介事業の許可を国からもらわないといけませんが、その際に職業安定法32条で求職者からお金を取ることを禁止されます。
こうして集めた人材を企業に紹介して採用してもらい、企業から求職者の初年度年収の約30%を紹介手数料として受け取って売上を立てているのです。
自分に合ったキャリアコンサルタントを見つけることが重要
自分にとって十分な相談ができるキャリアコンサルタントを、数多くある転職エージェントの中から見つけ出さなければなりません。簡単には見つかりませんが、転職はこれからの人生を決める大きな決断となり得ますので、自分に合ったキャリアコンサルタントと出会えるかが重要になるのです。
評価の高いコンサルタントがいる転職エージェントを選ぶのもあり
自分に合ったキャリアコンサルタントなんてそう簡単に見つからない、そう思ってしまいますよね。そんな人は優秀なキャリアコンサルタントが揃っている転職エージェントを利用すると効率的に探せるでしょう。
そこでおすすめなのが「ランスタッド」。リクナビNEXTが公開した転職エージェントランキングで、ランスタッドの転職コンサルタントが個人総合第1位を獲得しました。それ以外にも10位以内に3名が入賞しているので、全体的にレベルの高いコンサルタントが揃っているといえるでしょう。そのため、ランスタッドの転職サポートは質がかなり高いという評価を受けています。
転職エージェントの選び方の重要ポイント3つ
友人からの紹介やネットの口コミを参考にする人も多いと思いますが、他人に合った転職エージェントが自分にも合うとは限りません。なぜなら、他人と自分では希望条件やキャリアプランが異なるからです。
以下では自分にピッタリ合う転職エージェントの選び方をご紹介します。
1.総合型と特化型の転職エージェントから1~2社選ぶ
転職エージェントは大きく2つのタイプに分類できます。リクルートエージェントを代表とした業界・職種・地域問わず求人を用意している「総合型」。一方で、業界や職種、地域に特化した求人を用意している「特化型」。
両者で持ち合わせている求人やサポートの質はまったく異なるので、総合型と特化型をそれぞれ1~2社選んで面談を申し込みましょう。余裕があれば転職エージェントの規模にもこだわって、大手と中小規模でそれぞれ1~2社選ぶなどとすると紹介される求人がさらに変わります。
2.公開求人と非公開求人の多さに注目する
企業側としては採用で失敗したくないので、実績と信頼のある転職エージェントに求職者の紹介を依頼します。つまり、優秀な転職エージェントに自然と求人が集まるのです。
求人が10万件あったからといって10万件紹介してもらえるわけではありませんが、求人数が多いと選択肢が増えるのは確かなので、公開求人だけでなく非公開求人にまで注目しましょう。
3.複数のエージェントに登録して比較するのがおすすめ
何社かの面談を経験すると「A社よりB社の担当がよかった」「C社は魅力ある求人が多い」など、転職エージェントそれぞれの評価ができあがります。面談後の雰囲気や内容、紹介された求人を比較してどの転職エージェントを利用するかの優先順位をつけると、利用で失敗するリスクを最小限にできます。
キャリアコンサルタントにはどんな内容の相談ができる?
転職でキャリアコンサルタントに相談しようと思っても、何をどこまで話すことが可能なのか分からないですよね。こんなことまで相談していいのか、プライベートに関わる内容だけど聞いてくれるのか、初めて利用する人は特に不安でしょう。
一体どんな内容であればキャリアコンサルタントに相談していいのでしょうか?
1.転職に関する相談全般
転職エージェントはその名の通り転職支援のプロなので、転職に関することであれば何でも相談にのってくれます。初めての転職で不安な人は細かいことでも構わないので、積極的に質問しましょう。
よくある転職に関する相談内容例
- 職務経歴書の書き方
- 就職活動と転職活動の違い
- 情報収集のやり方
- 面接対策
- 自己分析方法 など
2.転職活動が上手くいかない原因
すでに転職活動を始めているのに上手くいかない人は、どこがいけないのかを客観的に分析してもらいましょう。転職エージェントは何十人何百人と転職成功に導いているので、話を聞くだけでどこで躓いているのか原因を探ってくれます。もちろん原因だけではなく対処法も教えてくれるので、今後の転職活動の参考になるはずです。
3.転職するタイミング
本当に今転職すべきなのか、迷っている人もいるでしょう。また、「転職をしたいけれど、求人サイトを見ると応募したい求人にスキルが合わない気がする」という人は、今すぐ転職できるのか、それとも経験を積んでから転職するべきか相談してみましょう。
自分の転職市場での立ち位置がわかれば、いつ頃転職するべきかタイミングを知ることができます。
4.経歴の棚卸しと性格の分析
自分の経歴を棚卸し、性格を分析することで下記のことがわかります。
■自分の強みと弱み
■仕事に求めること
■できること
これらのことが分かると職務経歴書や自己PRの作成に役立ちます。また「やりたいこと=できること」なのか「やりたいこと=できることとはかぎらない」のかを把握することで、現実を知ることも可能です。
5.適職が知りたいor何がやりたいのか分からない
今の仕事が向いていないと思うけれど何が適職なのか分からない、またはやりたいこと自体がないという悩みが近年増えています。実際、そういった悩みを抱えた求職者が相談に訪れています。しかし、勘違いしてはいけないのが、キャリアコンサルタントが「あなたの適職は○○です」と教えてくれるわけではありません。
職務経験や人生経験の棚卸しをすることで何に興味があるのか、何が得意なのかを一緒に探して興味や得意な分野に近い職種を紹介するか、今の仕事を続けることが適職になると伝えることもあります。
6.キャリアプラン/中長期の目標
仕事をしていると、今後のキャリアプランの組み立て方や中長期の目標を考えることがあると思います。なんとなく、ゴールは決まっているけれど目的地への行き方が分からないという人も多くいるでしょう。
どのように段階を踏んで行けばゴールにたどり着くのか一緒に考えて、ベストな転職先の選択や転職のタイミングを決めていきます。
7.現職での悩み
人間関係やスキルアップ方法、資格の勉強法といった直接転職に関係のないことであっても相談可能です。そのうえで、問題が現職では解決できない場合は転職を勧めますが、相談内容によっては現職を続けることを勧めることもあります。
8.ライフワークバランス/ライフステージ
ライフステージ(人生設計)やライフワークバランスについての相談も可能です。近年は仕事に打ち込むことだけではなく、仕事とプライベートのオン/オフを上手く切り替えることが推奨されています。
今の仕事では残業が多くてライフワークバランスが上手くいかない、今後結婚する予定だが家庭と仕事の両立が心配などの問題を解決するための話し合いを丁寧に行います。
キャリアコンサルタントに相談する時の注意点7つ
キャリアコンサルタントは求職者からの相談を通じて転職活動を支援してくれる頼りになる存在ですが、利用には注意点があります。
1.必ず対面式の面談をお願いする
大手やスピード重視の転職エージェントは面談を電話で済ませようすることが多いですが、電話だけだと担当者の顔が見えず、事務的な質問だけで自分の気持ちを汲んでもらいにくくなります。特に話をするのが苦手な人は電話だと上手く伝えられない可能性もあります。
そのため、対面で相談できる場を設けてもらいましょう。転職エージェントはフットワークの軽い人が多いので、支店が自宅や勤務先の周囲になくても指定した場所まで来てカフェや喫茶店で面談をしてくれることがあるのでお願いしてみてください。また、Iターン・Uターン先などで転職先を探す人は、Skypeやテレビ通話での面談をお願いしてみましょう。
2.嘘はつかずに本音で相談する
キャリアコンサルタントに、あるいは相手企業に少しでもよく思われたいからと自分を偽ってはいけません。相談を通じて、キャリアコンサルタントは転職希望者の強みや弱み、大事にしている価値観を知ります。そして、その情報をもとにして紹介企業の選別や採用試験の対策を練り、転職希望者と企業のマッチングを行います。そのため、求職者が本音で話してくれないと的確なアドバイスができません。
3.相性が悪いときは担当の変更を依頼する
相手がどんなにすごい資格を持っているキャリアコンサルタントで親身に相談に乗ってくれても、違和感があるかもしれません。例えば、希望と違う求人ばかりを勧めてくる、具体的なアドバイスがもらえないなどです。その違和感がどうしても払拭できない時には思い切って担当を代わってもらいましょう。
同じ内容を相談してもコンサルタントによって見解が変わり、違ったアドバイスをもらうことが可能です。
4.話す内容はあらかじめ決めておく
転職エージェントとの面談時間は60分~90分が一般的です。結構時間があると思われがちですが、面談時間には職務経歴書の確認や求人の紹介なども含まれているので、自分の相談をする時間は実際あまりありません。
そのため、面談で何を話したいのか、何を知りたいのかは事前に明確にしておきましょう。
5.希望条件と経歴は詳細に伝える
希望条件と経歴は必ず質問されます。面談時に慌てて考えることのないようにあらかじめ整理しておきましょう。抽象的な希望では伝わりにくいので、「通勤時間は60分以内」「乗り換え回数2回以内」というように数値化できるものは数字で示せるようにすると転職エージェントに伝わりやすくなります。
6.相談だけをしたくても「相談だけしたい」と言わない
転職が目的ではなく、相談だけをしたい人は面談登録をする時に「相談だけでもいいですか?」と聞くと思いますが、転職エージェントによっては相談のみの求職者を事務的な対応で済ませる人もいます。
心の中では相談だけと思いつつも、「転職時期は未定だが転職する気はある」という姿勢で臨むとキャリアコンサルタントのやる気を引き出すことができるので親身に相談にのってくれるでしょう。
7.営業色の強い転職エージェントがいる
転職エージェントによっては求職者のことより自分の売り上げ重視の人もいます。営業色の強い転職エージェントは求職者の希望よりも自分が売り込みたい求人を持ってくることがあるので注意が必要です。
しかし、希望の求人を紹介してくれた時には全力でサポートしてくれます。そのため、求人を紹介してもらったが希望と異なる時は「この部分が合わない」と指摘しましょう。
"こんな人"は相談するのがおすすめ!
転職エージェントをフルに活用すれば効率よく転職活動を行うことができます。また、プロを味方につけておくと選考ごとにアドバイスを受けることができるので、要所要所にしっかり対策を立てられます。特に、これからご紹介するような人には転職エージェントの利用をおすすめします。
初めて転職を経験する人
転職は就活とは違うので、何の知識もないまま進めるのはリスクが大きいです。そのため、今の転職市場の動向や、転職活動をどんなスケジュール感でどうやって進めていけばいいのかアドバイスをもらいましょう。
また、初めての転職では職務経歴書の書き方で戸惑う人が多いです。職務経歴書の書き方はインターネットにもありますが、職務経歴は個人によって違うので魅せ方は個々で異なります。自分の職務経歴が一番分かりやすく伝わる書き方を伝授してもらいましょう。
現職中で時間の確保が難しい人
仕事が忙しくて求人サイトをチェックする暇がない、面接日の調整がなかなかできない、応募書類の準備に手を付けられない人は転職エージェントを自分の代理人として活用しましょう。時間を有効に使った転職活動を効率的に進めていくことが可能になります。
面接が苦手な人
面接になるとどうしても緊張してしまう、面接官と会話のキャッチボールが上手くできないといった人は転職エージェントに模擬面接をお願いしましょう。応募企業の過去の面接傾向にあわせて実施してくれます。
転職エージェントのHPに「模擬面接を実施します」と書いてあっても、求職者からお願いしないと実施してくれないことが多いので注意してください。
IターンまたはUターン、配偶者の転勤先で転職を検討
現在住んでいる場所ではなく別の都道府県での転職を希望している人は、そこに支店を構えている転職エージェントに求人をぜひ探してもらいましょう。自分が住んでいる地域以外の場所の会社はよく分からないと思うので、情報収集に役立ちます。
転職エージェントが持っている求人の特徴は?
転職エージェントが持っている求人情報には2つの特徴があります。まず1つ目に、エージェントが持っている特徴には、エージェント会社独自の特徴があるという点。エージェント会社によって、求人情報の特色が大きく変わります。更に言うと、持っている求人情報が他社と同じでも、コネや信頼関係の質が全く違ってきます。2つ目に、エージェント個人の信頼関係により成り立っている求人情報があるという特徴。「○○さんが紹介する求職者なら一次面接はパスで良いですよ。」というようなこともザラにあります。これらの特徴は、ハローワークや友人の紹介では、決して手に入らない求人です。
転職成功率が上がるおすすめ転職エージェント3選
転職活動を進めてみると、「自分に合った企業が分からない」「目移りして求人を絞れない」「書類選考に通らない」「面接対策に自信がない」など様々な問題に悩まされると思います。そういった人は、このままひとりで転職活動を進めても失敗して長引かせてしまうだけでしょう。ブランク期間や経済面、今後のキャリアのことを考えると、スケジュール通り効率的に転職を成功させたいものです。
そんな時にぜひ頼ってほしいのが「転職エージェント」です。転職支援のプロであるエージェントに相談すると、自分の希望や性格に合った優良求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削&アドバイス、面接対策などをしてくれます。転職エージェントを利用しなければこれらのサポートを受けられませんが、登録して相談するだけで転職成功率を高めることが可能です。転職での悩みはひとりで抱えて自己解決するよりも、プロからの客観的なアドバイスを参考にした方が失敗するリスクを簡単におさえられます。
利用は無料なので、まずは気軽に相談だけでもしてみると、転職成功のカギを見つけられるでしょう。
1.リクルートエージェント
転職業界で求人数と実績で圧倒的なNo.1を誇るのが「リクルートエージェント」です。求人数は非公開とあわせて634,427件(※2023年3月30日時点)を誇る最大手なので、まず最初に登録すべき転職エージェントだといえるでしょう。転職に必要なサポートも充実しており、提出書類の添削&アドバイス、面接対策、企業から収集した生の情報をもとにした業界・企業情報の提供など、すべてを徹底的に支えてくれます。
最大手になるので登録にハードルを感じる人がいるかと思いますが、相談だけでもOKとしているので、担当者と今後のキャリアプランを考えたうえで転職するかどうか決めることも可能です。
2.doda
業界規模2位を誇る「doda」は優良企業や高年収などのプレミアムな非公開求人が全体の80%を占めており、そのどれもが質が高いと評判です。また、他社にはないdoda限定の求人があるのも特徴のひとつですので、求人の紹介を受けるだけでも非常に価値があります。
求職者ひとりに対して2名の専門アドバイザーがついて一連の転職活動をサポートしてくれるので、初めての転職でも安心です。転職活動に不安がある人は、ぜひ相談してみましょう。
3.マイナビエージェント
「マイナビエージェント」は人材業界大手ということもあり、全国にわたって様々な企業と密なコンタクトをとっているので、マイナビ独自の情報を数多く持っています。そのため、他社にはないマッチング力とサポート体制に強みがあり、転職成功率も非常に高いです。
特に若い世代から支持を集めており、「20代に信頼されている転職エージェント」でNo.1になっているので、初めて転職する第二新卒や既卒におすすめだといえるでしょう。20代が不安になりがちな今後のキャリアの方向性の相談や職務経歴書の作成アドバイスなど、時間をかけて親身にサポートしてくれるので安心です。
自分に合ったエージェントを選びたい場合、複数のエージェント会社に登録することが最適です。まず、エージェント選びで大事な2つのポイントについて紹介します。1つ目は、エージェントが優秀であるかどうか。求職者からヒアリングし、マッチングする企業を紹介するまでの流れは容易ではないため、この流れがスムーズなエージェントは優秀だと言えます。参考にしてみてください。2つ目は、求人の面。会社やエージェント個人の持っている求人情報が、自分が求めているものに近いかどうかという点です。上記を満たし、自分に合ったエージェントを探すためには、複数のエージェントから選ぶのが効率的だと言えるでしょう。
【まとめ】まずは無料登録&面談をしてみよう
キャリアコンサルタントに相談して得られたアドバイスは、今後の人生に大きく関わってくるでしょう。キャリアコンサルタントに本音で話さなかった場合、自分の希望と違った企業に入社してしまったなどの、悪い意味での思いがけない展開がおきることがあります。そんな事態を避けるためにも、キャリアコンサルタントを信用して本音で真剣に相談して下さい。
キャリアコンサルタントも人間ですので、熱心な人には熱心に接してくれます。良い信頼関係を築いて、満足のいく転職を成功させましょう。
この記事で紹介したサービス
- 東証1部上場「リクルートエージェント」
- 全国36拠点の人材事業「doda」
- マイナビグループ「マイナビエージェント」
現場の悩みや課題は、相談するべき内容です。そういった内容から「どうして転職しようとしたのか」「自分自身の課題に対してどう向き合うべきか」などをヒアリングしてくれます。これらのヒアリングは、次回の転職先にも反映させるべき大事な項目です。特に、「どうして転職しようとしたか」という点は、採用面接の際に高い確率で質問される問いでもあり、現職者の場合「本当に転職するべきなのか?」という本質的なことの示唆にも繋がります。エージェントは転職を進めるだけでなく、以上のことから、現場の悩みや課題はについては、進んで相談するべきだと考えられます。