女性が求める「働きやすい職場」の特徴と見極めるポイント

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この記事のアドバイザー
就活コンサルタント
高田晃一

東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。

目次

  1. 女性にとっての働きやすい職場とは?
  2. キャリア志向の女性が働きやすいと感じる職場の特徴
  3. ワークライフバランス志向の女性が働きやすいと感じる職場の特徴
  4. 今の職場が働きやすくないと感じる人は転職を考えよう
  5. 女性は「自分にとっての働きやすさ」が手に入る職場を選ぼう

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働く女性

女性にとって働きやすい職場とは何だと思いますか?

女性は男性と違って、結婚や出産などのタイミングでキャリアについて深く考えさせられます。ライフステージの変化でキャリアの一時的な中断を余儀なくされたり、一線を退かなければならないことがあると思います。
そういったことを考えると、女性にとっての働きやすい職場とは何なのか、その判断は難しいですよね。

何に一番価値を置いているかによって求めるものは変化する

また、女性にとっての働きやすい職場というのは人によって様々です。キャリア志向の人がいればワークライフバランス志向の人もいるので、一概にこの職場が女性に合っているとは言えません。
働いている女性、つまりあなたが何に一番価値観を置いているかで働きやすい職場というのは変わります。

女性

まずは、キャリア志向の女性が働きやすいと感じる職場の特徴をご紹介します。バリキャリとよばれる女性にはどんな職場が適しているといえるのでしょうか?その一例と確認方法を見ていきましょう。

実際に職場に女性の管理職として活躍しているロールモデルがいる

キャリア志向であれば、実績を重ねて上の役職に昇進していきたいと思う人が多いでしょう。しかし、昔ながらの風潮が残っていて昇進するのは男性ばかり。残念ながら昇進が叶わない職場があるのは事実です。
そのため、職場に管理職などの役職で実際に活躍している女性のロールモデルがいるかどうかが、働きやすい職場の重要ポイントになるでしょう。

男性/女性で区別をせずに正当かつ平等に評価している

「君は女性だから」、そう言われてイラっときたことはありませんか?女性だからこうあるべき、女性だから評価は男性より劣るなど、性で区別する職場は古い企業の体質として今も残っています。
実際やっている仕事は男性と変わりない、なのに評価が低い。そんな職場に居続けてどれだけ頑張っても、会社からは今後も評価されません。男性女性で区別をせず、平等に評価してくれる制度が整っている職場がバリキャリ女性には適しているといえるでしょう。

確認方法:面接でキャリアアップできる環境なのかさりげなく質問

今後のキャリアを大事にしてくれる職場なのかどうか知りたい場合は、面接の場をうまく活用しましょう。「女性社員が第一線で活躍している事例はありますか?」などの内容でさりげなく質問すると良いですよ。

女性の管理職が多い会社の特徴は?

就活コンサルタント高田晃一
社内で一体感があり業績が増え続けていること
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産休や育児休暇といった女性に優しい制度が多数揃えてあることが第一条件。その制度の利用率が高ければ、尚良しです。ここのところは転職エージェントの方に訊けばわかります。さらには、人事評価の方法が男女公平に評価している仕組みを執っている会社は総じて、女性管理職が多い傾向にあります。これは業績にも影響します。女性管理職の多い会社は、仕事に対しての一体感のあり、それに伴って継続的に業績を増やし続けている傾向があります。

女性

ワークライフバランスのことを、私的な時間が多く確保できる、定時で上がれるなど、プライベート優先だと勘違いしている女性は多いです。しかし、ワークライフバランスとは仕事と生活の調和であり、どちらかを犠牲にする考え方ではありません。
それを踏まえて、ワークライフバランス志向の女性に焦点を当てて働きやすいと感じる職場の特徴をご紹介します。

「子育て両立支援」がしっかり整備されている

子育てをしながらでも働き続けるように「子育て両立支援」が整備されている職場はワークライフバランスがとりやすいです。具体例としては、短時間勤務制度などが挙げられるでしょう。
厚生労働省の「仕事と家庭の両立支援について」によると、"仕事を続けたかったが仕事と育児の両立の難しさでやめた"という女性が全体で2割強おり、その理由には「勤務時間があいそうもなかった」「職場に両立を支援する雰囲気がなかった」などが挙げられています。
しかし、これらは子育て両立支援が整備されているだけで解決される問題なのです。

▼参考資料

子持ちのママさんが多く働いている

そして、実際に子持ちのママさんが多く働いているかどうかも重要な特徴となるでしょう。子持ちのママさんが多く働いているということは、その言葉通り、子育てしながらの女性でもしっかり働ける環境が整っているということです。

確認方法:「くるみんマーク」があるかや「ライフ・ワーク・バランス認定企業」なのか調べる

ワークライフバランスを尊重している会社なのかどうか確認する方法を2つご紹介します。
まず1つ目が、「くるみんマーク」があるかどうかを調べましょう。くるみんマークとは、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた証です。
2つ目が、東京都に限られてしまいますが「ライフ・ワーク・バランス認定企業」なのかどうかを調べてみましょう。ライフ・ワーク・バランス認定企業とは、従業員が生活と仕事を両立しながら働き続けられるように様々な取組を実施している企業のことです。
どちらもインターネットで調べられるので、事前に調べておきましょう。

▼参考資料

ストレスの溜まる会社で働く事は女性にとって大きなリスクとなる

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女性こそストレスのケアは万全に
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職場で受けるストレスがご自身の体に直接受ける影響が大きいことが、女性の特徴です。人によってさまざまですが、体の至る所に影響が出てきてしまいやすい。これは非常につらい。よって、女性であるあなたは、受けるであろうストレスを如何に防ぐ、もしくは対処する方法を考えて対処しなければなりません。あなたの手で解決できなければ、転職をした方が良いかもしれません。このときは転職エージェントの方に相談してみましょう。

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今の職場が働きやすくない、将来のことを考えてもお先真っ暗、そう感じる人は転職を考えてみてはいかがでしょうか?
自分の価値観に合わせて、上記で紹介したような特徴のある働きやすい職場に転職することで、きっとこれからの自分の人生をよりよいものに変えていけますよ。

女性が働きやすいと答えた会社ベスト20

参考までに、女性が働きやすいと答えた会社のベスト20をご紹介します。これらの企業がどういった取り組みをしているのか調べてみるのもいいですね。
(※「CSR企業総覧 2017年版」の情報をまとめた東洋経済ONLINEの記事を参考にしています)

女性が働きやすい会社ベスト20

1位:富士通
2位:三越伊勢丹ホールディングス
3位:富士フイルムホールディングス
3位:SOMPOホールディングス
3位:東京海上ホールディングス
6位:高島屋
7位:ソニー
8位:花王
9位:三菱ケミカルホールディングス
9位:SCSK
11位:MS&ADインシュアランスグーループホールディングス
12位:日本航空
13位:NEC
14位:明治安田生命保険
14位:SMBC日興証券
16位:ヤフー
17位:味の素
18位:JT
18位:日産自動車
20位:資生堂
20位:クレディセゾン

▼参考資料

キャリア志向かワークライフバランス志向か、どちらを取るかは女性一人ひとりの価値観次第であり、どちらを選択しても正解です。しかし、どちらを選択するにしても、それらを実現できる職場なのかどうかが重要ポイントとなってきます。

自分が大事にしたい価値観をはっきりさせても、それを職場が応援してくれなくては意味がりません。そのため、企業選びは慎重に行い、自分にとっての働きやすい職場を見つけましょう。

良ければ下記で紹介している女性向けの転職エージェントも活用してみてください。

女性の転職
就活コンサルタント高田晃一
女性は将来的な環境の変化も考えて働く企業選びを
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あなたが将来どんな社会人になりたいのか、ということを常に考えることが重要です。あなたが考えた社会人に本当になれる最も近い会社(業種)は何か、ということを考えて、転職活動を行いましょう。このとき最もあなたの見方になっていただけるのは、転職エージェントの方です。転職エージェントの方たちは、多種多様な会社や働き方を熟知しています。よって、あなたの理想を全て話しますと、それを理解した転職エージェントの方たちが、あなたに合った会社や働き方を提案していただけます。

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