大学卒業後、ベストベンチャー100に掲載されたことで知った人材系のベンチャー企業に入社。その後、「営業」「webマーケター」「セラピスト」など、様々な職種から得た経験を活かし、現在はwebライターとして活動中。独学で学んだSEOの知識を元に、精度の高い記事作りを得意としています。また、自身で設立したブログでも約100記事をアップし、これまでに培った人生観やライフハックなどを発信中。
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在職中に転職活動をするのはあり?
「在職中に転職活動を進めても問題ない?」「仕事をしながら転職活動をできるか不安」などと感じているあなた。在職中に転職したいけど、今の仕事にしっかりけじめをつけてから転職したほうがいいという考えが頭をよぎりますよね。
結論、転職活動を在職中か退職後に行うかは、自分次第です。
在職中でも退職後でも、企業に与える印象に差はほぼない
転職活動を在職中と退職後のどちらで行なっても、選考に影響することはほぼありません。仕事をしながら転職活動をしていることを印象悪く思う面接官はほぼいないでしょう。逆に、仕事をきっぱり辞めて転職活動をしているからといって、印象がよくなるわけでもありません。
在職中に転職するメリット/デメリット
転職活動を、在職中と退職後のどちらで行うかは自分次第とお伝えしましたが、特別な事情がないのであれば、在職中のほうがおすすめです。もちろん、デメリットもありますが、工夫次第で解決できるものばかり。むしろ、会社を辞めてから転職活動をしてしまうと、取り返しのつかない事態を招いてしまう可能性があります。
それでは、在職中に転職するメリットとデメリットをみていきましょう。
メリット:転職への焦りがへる
在職中に転職活動をすると、今の会社を保険代わりにすることができます。具体的には、「安定した収入」と「転職先選びで妥協せずに済む」というメリットがあります。
仕事を辞めてしまうと、次の仕事が決まるまで収入がゼロになってしまい、場合によっては経済面で苦しい思いをしてしまうことも。しかし、仕事をしながら転職活動をしていれば、次の仕事が決まるまで、これまで通り毎月給料が入ってくるため安心です。また、自分が本当に行きたいと思える企業を見つけて内定をもらえるまで粘れるため、お金がないから、やっと内定をもらえた会社だからなどという理由で、妥協して選ぶ必要もありません。
そして、最悪の場合、次の仕事が決まらなくても今の会社に残るという選択もとれるため、転職に変に焦らなくていいです。
デメリット:転職活動を行う時間の確保が難しい
一方で、仕事の合間をぬって転職活動をしなければならないため、時間の確保が難しいというデメリットがあります。自由に動き回れる時間が取りづらかったり、仕事から疲れて帰った後に、転職活動に取り組む気力が出てこなかったりすることも。
しかし、工夫次第で時間を確保することはできます。
例えば、求人は通勤中やお昼休憩の時間にスマホで簡単に探せますし、履歴書や職務経歴書は土日に仕上げれば、そこまで苦労はしないでしょう。仕事を辞めてからの転職活動よりも負担が大きくなるのは事実ですが、プライベートの時間を求人探しや書類作成に充てなければならないのは、どちらも同じです。
負担なしで転職活動をすることはそもそもできないため、そう考えると、給料をもらいながら転職活動を進めたほうがいいのではないでしょうか。
在職中に転職活動を進める3つのテクニック
次に、仕事と転職活動を両立させるためのテクニックをご紹介します。まったく周りを気にせず、自由に進めていけるわけではないため、どう動いていくかが非常に重要になります。
1.今の会社には内密にしながら動く
まず、前提として、転職活動をしていることは今の会社に漏らさないようにしましょう。強引な引き留めにあう可能性が非常に高いです。「転職活動をしているので、決まったら辞めます」といって、「はい、分かりました」となるわけがありません。特に、あなたが優秀な人材であるならなおさらでしょう。給料を上げるから、役職を与えるからなど、あの手この手で迫ってくることも。
内定をもらって具体的な入社時期が決まってから、会社に伝えてください。その時は、最低でも2週間以上の引継ぎ期間を設けておきましょう。法的にも、会社を辞めるには2週間以上の時間が必要になるためです。
2.有休をうまく使って面接を受ける
在職中の転職活動で、最も苦労するのが面接です。基本的に、多くの会社は土日が休みなので、平日に面接を受けなければなりません。さらに、定時後に面接をしてくれる会社も多いわけではないため、平日の日中で調整されます。しかし、仕事をしていると平日の日中は難しいですよね。
そのため、有休をうまく使って面接を受けるようにしましょう。1回の有休で3社まとめて受けるなどすれば、多くの会社の面接に行くことができます。普段、有休をとったことがない人は、私事を理由にして半休をとるのもありでしょう。
有休を使って面接に行くことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、有休を使って遊びに行ったり、旅行をしたりする人もいるくらいです。気にする必要はないですよ。
3.会社から怪しまれない「根回し」と「印象付け」を
在職中に転職活動を進めるのであれば、しっかり「根回し」と「印象付け」はしておきましょう。
根回しとは、業務の引継ぎです。例えば、自分が毎日行っている業務があれば、それを後輩に引き継いで、転職活動の時間を捻出するのです。どちらにせよ、会社を辞めるときに必要になる作業なので、今から始めていくことに何も問題はないでしょう。そして、印象付けとは、服装や体調を指します。会社が私服だったとしても、週に2回くらいでもスーツを着ていれば怪しまれません。それでも気になる場合は、駅のロッカーにスーツを預けておきましょう。今では、着替え台がついているトイレの個室もあります。また、面接の日の朝に体調が悪いアピールをしておけば、早退しても勘繰られることはないでしょう。
転職すること自体が会社にとっては迷惑になるため、元から綺麗事で済むはずはありません。転職には、意外とずる賢さも重要になります。
転職エージェントを使うだけで在職中の転職が楽に!
仕事と転職活動の両立を選んだときに出てくるデメリットは、実は「転職エージェント」に相談することで解決できます!転職エージェントを簡単に説明すると、あなたの転職活動をサポートしてくれるサービスです。本来はあなたがやるべきことの多くを、無料で代行してくれます。
転職活動を行う時間の確保が難しい人は、転職エージェントに任せると効率的に進めていけますよ。
自分で求人を探す手間が少なくなる
転職活動で時間がかかるのが、求人探しです。転職サイトには約1万件、転職エージェントには約10万件以上も求人が掲載されていることがあるため、そのすべてに目を通すのはほぼ不可能。本当に自分にぴったりな求人だけを中心に見れたらいいですよね。
転職エージェントは、初回の面談であなたの経歴や希望をヒアリングし、条件にマッチする求人を紹介してくれます。また、転職エージェントだからこそできる、プロの視点からの提案を受けることもできるため、選択の幅や可能性が広がるでしょう。
「適当に提案してるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、転職を成功させることで企業から報酬をもらうビジネスモデルのため、多少の当たりはずれはあるものの、興味のない会社ばかりを勧めてくることはありません。その点は、安心してください。
企業との面倒な手続きはすべて代行
履歴書・職務経歴書の提出や面接日程の調整などの企業とのやりとりは、転職活動で必ず出てきますが、面倒に感じますよね。その点も、転職エージェントが間に入って代わりに手続きしてくれるため、何もする必要はありません。そして、転職エージェントと面談をするときに、ついでに証明写真を撮ってくれる場合もあるため、小さい手間と時間も省けます。
面倒なやりとりや手続きは、なんでも転職エージェントを頼りましょう!
登録に関しては全く問題ありませんし、私自身、在職中での転職活動の経験があります。うまく時間をつくって面接に向かっている際は「本当にいいのだろうか…」という後ろめたさを感じたこともありました。しかし、結果として在職中に就職先は決まり、引き継ぎを完了させ、余裕を持って新しい会社で勤務することに成功しています。逆に仕事を辞めて転職していた際は、なかだるみし時間が長引くといったこともありました。転職エージェントーは、そういった『気持ちの面』にもしっかり共感し、支えてくれます。心を切り替えて次の会社でもしっかりやる!という強い気持ちと、転職エージェントの支えがあれば、きっと転職活動も円滑に進むはずです。"
在職中の転職活動では履歴書の書き方も重要に
最後に、在職中の転職活動では履歴書の書き方も重要になります。履歴書には職歴を書かなければなりませんが、在職中の場合は、現在の会社名や所属部署を書いた後に「現在在職中」や「現在に至る」と記載しましょう。履歴書を作る最低限の常識となるため、忘れないでください。
また、必須ではありませんが、本人希望欄に「いつまでに退職して、いつから働けるか」を記載しておくと親切です。もし、具体的な日付が分からない場合は、「内定をいただいてから、2ヵ月後に入社可能」などと書いておくのもありです。いつから入社できるのかは、面接で必ず聞かれる項目になるため、スムーズに話しを進められるでしょう。
【Q&A】在職中に転職エージェントを使うときによくある質問
Q1.面談とかやってたら、結局時間かかるんじゃないですか?
転職エージェントに登録すると面談で60~90分使うことになりますが、その後の求人選びは圧倒的に楽になります。自分で求人を探してみると分かりますが、求人票に目を通して吟味していると、90分で行きたいと思える企業はそう簡単に見つけられません。せいぜい、数社程度でしょう。しかし、転職エージェントを使えば、担当者から紹介される求人を見るだけで済みますし、基本的に自分の希望に沿うものばかりなので、非常に楽です。
もし、いい求人が3~5社くらい見つかればと思っている人は、少し危ないかもしれません。通過率の話をすると、書類選考が約25%、一次面接が約25%、最終面接が約50%といわれているため、約30社に応募して1社受かるかどうかです。約30社の求人を見つけるという意味でも、転職エージェントを使ったほうが効率的でしょう。
Q2.時間を無駄にしない、転職エージェントの使い方のコツはありますか?
ひとつ挙げるとしたら、面談を行う前に、興味のある企業や仕事内容をメールで伝えておくことをおすすめします。面談中に求人を紹介してくれますが、簡単でも前もって希望を伝えておけば、エージェント側はどの求人を紹介すればいいのか判断できて、準備もしやすいです。結果、マッチング精度の高い求人紹介をより多く受けられます。
Q3.転職エージェントと面談をする時間すらありません
もし、仕事が終わる時間が遅いのであれば、土曜日に面談をお願いするといいでしょう。休日でも面談をして求人を紹介してくれる転職エージェントは多いため、遠慮は要りません。休日すら無理だという人には、電話面談がおすすめで、お昼休憩やちょっとした合間に相談乗ってくれます。事情を伝えれば、コンパクトに済ませてくれますよ。
休日の面談や電話面談すらできる時間がないという人は、おそらく転職自体が不可能でしょう。まずは、時間を捻出することから始めてください。
在職中の転職活動は効率よく!エージェントを存分に使い倒そう
在職中の転職活動は、経済面で焦ることがなく、転職先をじっくり選ぶことができるため、おすすめです。しかし、仕事をしながらだと転職活動の時間を確保することが難しいというデメリットもあります。そのため、在職中に転職活動をするのであれば、いかに効率を上げられるかが重要になります。
転職エージェントを使えば、転職活動を部分的に代行してくれるため、時間を有効活用しやすくなります。当然、面接や書類作成などは自分で行う必要がありますが、添削やアドバイスをしてくれるため、安心です。登録・利用は無料なので、まずは気軽に相談してみてください!
「転職エージェントと二人三脚で活動する」という心構えはとても大事です。それくらいの心がけがないと、互いにとって不利なことが生じる可能性があるからです。例えば、「まぁ、これは別に言わなくても良いかな…」というように、エージェントとの面談の際、ちょっとした隠し事をしてしまうと、それが原因で会社とのマッチング率が大幅に下がる危険性があります。どうせ転職エージェントに相談するのであれば、自分の現状や考えなどは全て話してしまいましょう。それで紹介された求人やエージェントからの解答に対し「なんか違うな…」ということであれば、別のエージェントに頼むなり、自分で進めてみるなりすれば良いのです。
転職活動をするのであれば、断然に在職中がおすすめです。理由は、「時間・お金」両面のコストを最低限に抑えることができるからです。例えば、先の読めない転職期間は、1,2週間で内定がでるケースもあれば、1ヵ月を超えることもあります。会社を辞めれば、次にお給料がはいってくるのは、新しい会社で勤めた後となるため、遅いと2ヵ月先ということも考えられますよね。在職中だと、この期間のお金の工面が容易です。また、時間の面で言うと、転職エージェントは書類審査の応募や求人の選定を行ってくれるので、大きな時間短縮に繋がります。転職自体が初めてだという方の場合、まずは転職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。