【裏事情を大暴露】元転職エージェントが明かす本当は知られたくない裏側

    目次

    1. 転職エージェントの「裏事情」を隠さず教えます!
    2. 登録時の裏事情:売り込み可能な人材のみ面談をする
    3. 面談時の裏事情:大手/中小に売れる人材かどうかを見極める
    4. 企業との裏事情:なるべく新規契約の会社に売りたい
    5. 活動時の裏事情:人材は売りたいが選考対策は面倒
    6. 選考中の裏事情:勝負時は八方美人に徹する
    7. 内定時の裏事情:求職者の出社初日は緊張が走る
    8. 入社後の裏事情:返金防止のためフォローも念入りに
    9. 【まとめ】転職エージェントの裏事情
    10. 選ばれている転職エージェント

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    スーツ姿の女性

    こんな疑問を抱いていませんか?

    • 転職エージェントはなぜ無料なのか?
    • 紹介する求人案件はどう決めている?
    • 紹介~選考対策~入社後フォローまで無料…何か裏があるのでは?
    • 人身売買なんて話も聞くけど実際は…?

    転職エージェントは求職者を直接的にサポートする仕事であるがゆえに、どうしても目の前で言えないことが多く、様々な裏事情を抱えています。

    そんな裏事情が知りたいという人のために、元転職エージェントの私が登録から入社後フォローまでの裏事情をご紹介します!これから転職エージェントの利用を考えている人や、現在すでに転職エージェントを使っている人は、参考にしてみてください。

    握手をするビジネスパーソン

    初めに、Webサイトや問い合わせメールで登録した求職者の経歴を簡単にチェックします。

    売り込み可能な人材であれば直接面談の連絡をし、売るのが難しい人材であれば電話面談を行ないます。売るのが難しい人材とは、「転職市場に年齢の合う求人が少ない」「居住エリアや希望勤務地が営業エリア外」「キャリアが転職エージェントの得意分野とかけ離れている」など、転職エージェントが得意としている分野や営業エリアから外れている場合です。

    企業が求めていそうな人材ほど大事にする

    求めていそうな人材ほど大事にする

    厳しい言い方をすると、企業に売り込むのが難しそうな求職者は申し込みの時点で足切りにするということです。逆の言い方をすると、企業が求めていそうな人材はキチンと面談~カウンセリングをして大切に囲い込みます。

    また、近年は内定までのスピードを重視する転職エージェントも多いので、直接面談を廃止している転職エージェントが増えています。

    裏事情から考察できるポイント

    年齢が高すぎる/希望職が専門的すぎる/居住地や希望勤務地が都市部でない等の場合は面談をしてもらえない可能性が高くなる

    資料を眺めるビジネスパーソン

    転職エージェントは登録した求職者の簡単な職務経歴から、「売るのが厳しい経歴だけど見せ方次第でなんとかなるか」「この求人なら紹介できそうだ」の様に、ある程度の検討をつけています。

    しかし、求職者を品定めするのは面談の場面です。転職エージェントも人間なので、面談で実際に会ってみたら人柄が良く、求職者が希望する企業への応募が経歴的に難しくても「頑張ってあげよう」と方針転換をすることがあります。

    実際にあった売れない人の事例

    • 就業するのが難しい持病を持っている人
    • 年齢の割にビジネスマナーが身についていない人
    • 不衛生な人
    • 経歴を偽っている人

    このような人は紹介不可として、一切連絡を取らないようにします。

    一方で、ハイスペックでも「この人を紹介したら企業からの印象が悪くなる」と判断すれば、社内で企業への紹介不可と周知することがあります。

    改善次第で何とかなる人は何とかして売りたい

    ビジネスマナーやコミュニケーション能力に問題がある人には、面接前に簡単な研修を受けてもらったうえで求人紹介を行うこともあります。

    しかし、30代以降でビジネスマナーが身についていない人や転職エージェントの話を聞かずに一方的に話をする人、逆に無反応な人など、研修をしても入社後に問題になりそうな人はたとえハイスペックでも売り込むのを諦めます。

    裏事情から考察できるポイント

    面談はいわゆる2次面接。身だしなみやマナーを意識して意思を伝える。

    会話をするビジネスパーソン

    求人は基本的に求職者の希望と経歴に沿って選定しますが、優先度が高い求人から紹介します。優先度が高い求人というのは、「求人をもらっていながら求職者の売り込みができていない企業」のことです。

    求職者をひとりでも売り込んで入社させると「非公開求人」をもらえるようになるからです。現在は転職エージェントが数多くあるため、最初から新規の転職エージェントと契約を結んでくれる企業は非常に少なく、まずは「採用HPに掲載している求人に合う人材を紹介してください」と課題を出されます。その課題をクリアして初めて非公開求人がもらえます。

    転職エージェントも企業にアピールしたい

    継続して求人依頼を貰えるかどうかは、売上を大きく左右します。もしも企業側から「同じような人材があと5人欲しい」と言われたとしたら、それはエージェントにとっては大きな成果です。

    転職エージェントはこのような企業を多く持つことでコンスタントに売り上げを計上できるようになるため、新規契約の企業に求職者を売り込んで入社させたいと考えているのです。

    裏事情から考察できるポイント

    転職エージェントは、難関と される大企業よりも「サっと採用されそうな企業」を紹介してくるパターンもある。

    対談

    転職エージェントのHPや紹介文で「選考対策を行ってあなたをサポート」というPRをよく行います。しかし、面談時に履歴書や職務経歴書の添削を実施する転職エージェントは多くありますが、模擬面接を実施する転職エージェントはそう多くありません。なぜなら、模擬面接は時間がかかるからです。フィードバックを含めて1時間程度かかるため、その時間を新規登録者との面談や売り込み電話、選考の進捗状況確認などの売り上げに直結するような仕事に充てたいと思っています。

    エージェントにどう思われるかは重要

    売上金額が多い人や新規契約へ売り込める人など、転職エージェントの側の都合で「面接を成功させたい」と思える人でなければ模擬面接の提案をすることはありません。

    逆に言うと、転職エージェント側が「この人は何とかして採用されて欲しい」と思ったら、色々なフォローをしてくれるという事でもあります。

    裏事情から考察できるポイント

    選考対策を入念にしてくれるかどうかでエージェントの熱意が分かる

    八方美人に徹する

    転職エージェントには様々なスタイルがありますが、基本的に「売り上げ=成績」になります。そのため、自分が担当する求職者が選考に入ればモチベーションをアップさせて力を出し切ってもらいつつ他の求人へ逃げないように囲い込みを行い、企業には「ぜひ当社の求職者に決めてください」と双方に営業スマイルを振りまくことで売り上げを引き寄せていきます。

    転職エージェントも日々売上目標を追っている

    さらに、転職エージェントによっては社内でも「必ず売り上げ計上します」とアピールをして、社内のムードをアップする人やライバルに笑顔で勝利宣言をする強気な人もいます。

    転職エージェントの中には、高い目標を追いかけている人もいれば、営業ノルマが課せられている人もいます。そうした裏事情も加味してエージェントと接すると、少し別の視点で物事が見えるかもしれません。

    裏事情から考察できるポイント

    転職エージェントの「売りたい」という気持ちを把握しつつ自分の理想を通すのがベスト。

    祈るビジネスパーソン

    求職者の記念すべき入社日は、転職エージェントにとっては売上確定日です。初出社時間後に電話を入れて出社確認をしたら、求職者の初年度の年収の30%を紹介料として企業に請求します。しかし、初出社の時間を過ぎても求職者が出社せず、連絡が取れないという問い合わせの電話が入ることもあります。理由は「寝坊」や「出社日を勘違いした」というものがあれば、「黙って他の企業に出社」「転職するのをやめた」というものまで様々です。

    後者の理由に関しては内定を取れた人がすることとは思えない行動ですが、実際に経験した実例です。「まさかあの人が...」「あの人に限って...」が起こるのが入社当日であるため、落ち着かない日でもあります。

    紹介料を求職者の年収の30%としている理由は「大手がそうだから」

    企業に請求する紹介料となる、求職者の年収の「30%」という数字はリクルートエージェントやインテリジェンス(現パーソルキャリア)が二大巨頭として転職エージェント業界を牽引していた時に設定していたことから、多くの企業で「転職エージェントの紹介料=中途採用者の初年度年収の30%」という考え方が広まったといわれています。

    そのため。30%はあくまで目安であり、紹介料を35%や40%に設定している強気な転職エージェントがあれば、25%や20%で設定して他社よりも安い紹介料で薄利多売を狙うところもあります。(医師や看護師などの医療系、特殊な職種を除く)

    しかし、多くの企業では基本契約書の統一を図っているため、紹介料を30%以上としている基本契約書を持参すると「当社は30%でお願いしており、このパーセンテージでは取り引きできません」と修正を求められてしまうので、紹介料で差別化を図るのは難しいのが実情です。

    裏事情から考察できるポイント

    転職エージェント側は内定者には「キチンと出社してもらわないと困る」という裏事情がある。

    フォローも念入りに

    多くの転職エージェントでは、入社日当日、1ヶ月後、3ヶ月後などと間隔をあけて入社後フォローを実施しています。これは、試用期間内に解雇または退職されると紹介料の一部を返金する契約になっているからであり、辞めないように最大でも6ヶ月後まで入社後フォローという名目で定期的に連絡を取っているのです。

    もし、返金になってしまうと営業成績から返金額がマイナスされてしまうペナルティーが待っています。例えば2週間以内だと100%返金になることが多いので、売り上げが取り消しになったのと変わりません。6ヶ月だと10%程度ですが、ハイスペックな求職者に退職されると大きなペナルティーになるでしょう。

    入社後フォローはエージェント自身の売上を守るためのものでもある

    このようなペナルティーを減らすために行うのが、入社後フォロー時のヒアリングです。研修内容や仕事内容、社内の様子を聞き出して次回の依頼時に新しい求職者へ情報を提供することで、転職者が入社後によく陥る「こんなはずではなかった」というギャップを減らすように対策をします。

    いずれにせよ、入社後フォローは求職者のためというよりも転職エージェント自身のために行っている意味合いが大きいです。

    裏事情から考察できるポイント

    転職エージェント側は内定者には「最低6ヶ月は働いてもらわないと困る」という裏事情がある。

    元転職エージェントという立場から、通常では知りえない転職エージェントの裏事情について紹介しました。

    もしかすると気分を害された人もいるかもしれませんが、これが現実です。しかし、転職エージェント側の都合であれ、求職者の転職成功というゴールは同じですので、利用して損をすることはないと思います。

    中には、求職者のことを本気で考えてサポートしてくれるアドバイザーも数多くいますので、気にしすぎる必要はないでしょう。

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    最後に、多くの人に選ばれている転職エージェントを紹介します。ここで覚えておいて欲しいのは「業界大手を選んでおけば概ね間違いない」ということです。

    「リクルートエージェント」「doda」などが転職エージェントの業界大手として知られていて、年収UP・キャリアUPを目指す多くの人が利用しています。無料で利用できるのが大きな特徴で、世の中に出回っていない良質な非公開求人情報も数多く取り扱っています。

    リクルートエージェント

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    リクルートエージェント
    地域 全国 対象年齢 10代〜50代
    タイプ エージェント 平均年収UP額 13.0万円
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    doda(デューダ)

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    • 4.2

    口コミ数:57

    doda(デューダ)
    地域 全国 対象年齢 10代〜50代
    タイプ エージェント 平均年収UP額 22.0万円
    対応職種
    • 営業
    • 販売・サービス
    • ITエンジニア
    • 企画・マーケ
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