既卒の私が就職相談をハローワークにしてはいけないと感じた理由5つ

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この記事のアドバイザー
キャリアコンサルタント
亀岡愛弥

銀行リテール営業や金融機関向けコンサルタント等を経てフリーランスとして独立。起業支援施設でコーディネーターをしていた際「お金とキャリアに関する悩みを切り離して考えることはできない」と考え、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)に加えてキャリアコンサルタント資格を取得。多様な仕事(20職種以上)で培ったコミュニケーション能力をフル動員し、クライアントへの共感を大切にコンサルティングを行う。

目次

  1. 【結論】ハローワークは既卒には向いていない
  2. 1.質のいい求人が圧倒的に少ない
  3. 2.ローカルで規模の小さい求人しかない
  4. 3.選考対策がざる
  5. 4.サポートが手薄すぎる
  6. 5.就職・転職市場に対する知識がほとんどない
  7. 結果は惨敗。そこで出会ったのが...
  8. 相談してよかったのが「就職エージェント」
  9. 実際に使った転職エージェント【1】ハタラクティブ
  10. 実際に使った転職エージェント【2】ウズキャリ既卒
  11. 実際に使った転職エージェント【3】JAIC
  12. 既卒は誰に相談するかが大事!同じ時間を使うならプロの方がおすすめ
ハローワーク新宿
ハローワーク新宿

新卒時に就活で失敗した私は「既卒」になりました。既卒になってから、就職できていない現実にさらに焦り、少しでも早く就職したいと思い、相談相手を探しました。筆頭に上がったのが「ハローワーク」だったので、まずそこを頼ることにしたのです。

しかし、ハローワークの担当者に大手企業の就職に失敗した旨やこれからの就活について洗いざらい打ち明けましたが、正直納得できるような答えは返ってきませんでした。主観ではありますが、既卒というだけであまり相手にしてもらえていないような印象さえ受けました。

つまり、既卒の私にはハローワークの利用が向いていなかったのです。ここからは、実際に私が経験したハローワークの実情をお話しようと思います。

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ハローワークでの転職活動が失敗しやすい理由

ハローワークの求人は、そこまで質が良くありません。ハローワークは国営なので安心なイメージがありますが、求人の掲載が無料なためどんな企業であっても掲載が可能です。つまり、ブラック企業だろうが何だろうが構わず求人を取り扱っています。実際に、平成28年度のハローワークにおける、いわゆる「求人詐欺」件数は約9,300件にものぼると厚生労働省が発表しました。

また、掲載が無料なので応募が集まらなくても取り下げる必要がなく、人気のない求人がいつまでも残り続けているのです。

▼参考資料

ローカル求人が悪いわけではないですが、「地元密着!」というような求人が多くあります。ハローワークは全国に設置されてあるので、地元の求人が集まるのは自然です。しかし、地元密着だからこそ規模の小さい零細企業が多く、提示条件的にも魅力が少し薄い企業が集まってしまいがちです。

零細企業=ブラック企業ではないですが、大手志向が高まってブランドのある企業に勤めたいという人が増加している現代にはあまり向いていないかもしれません。

ハローワークに求人を出す企業の特徴は?

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地元企業や中小企業がメインで情報が文字だけ
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ハローワークの求人広告は「無料」であることや、関連法の規定から、地元企業や中小企業がメインとなることが多いです。また、未経験歓迎の求人も多いですね。ただ、求人数は多いのですが、情報が文字のみですので、自ら企業の情報収集を行うなど、積極的に就活を行う姿勢が求められます。また、民間の就職支援サービスと異なり、ハローワークでは求人広告を出す前の調査が最低限しか行われていないため、広告と実際の環境に差が出ることがあります。さらに、待遇のよい案件、ステップアップとなるような案件については【非公開求人】として募集がかけられることがほとんどのため、ハローワークに掲載されることは少ないと言えるでしょう。

ハローワークの検索システム
ハローワークの検索システム

ハローワークは選考対策もあまりレベルが高いとはいえません。ハローワークは基本的に選考対策を行なってくれる場ではなく、単純に求人を紹介するのみだと思っていたほうがいいかもしれません。書類添削や面接対策は担当者が一人ひとりにあわせて行うのではなく、「セミナーを開催するので来たい人は来てね」といった感じです。

セミナーは毎日開催されているわけではないので、選考日程によっては対策なしに当日を迎えることもあります。自力で就活を行っているのと同じだといえるでしょう。

ハローワークでのカウンセリング時間は20分程度で、そのほとんどが経歴の軽い確認や転職先に求める希望条件のヒアリングです。あとは、応募企業にその場で連絡して「○○さんという方から履歴書が届きますのでよろしくお願いします」と伝えるくらいです。書類提出や面接の日取りなどはすべて自分で行なわなければなりません。

また、企業に応募する際は紹介状を作ってくれますが、これは推薦状ではなく「この人はハローワークから応募している人ですよ」というただの証明書なので、求職者には意味がないです。

ハローワークでは選考対策やサポートはしてくれないのか

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今のハローワークは「紹介」以外の仕事もしているものの、、
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担当者制で個別相談支援を行なっているハローワークでは、親身になって過去の経歴や現在の状況を聞いてくれたり、丁寧な履歴書の添削や面接指導などをしてくれる方もいらっしゃいます。ただし、住んでいる地域のハローワークや、そこで働かれている職員さんによっては、そうでない方がいらっしゃるという点が、転職活動を行う立場からされますと心もとないですよね。また、担当者制ですと、オススメの求人を連絡してもらえるというメリットがあるはずなのですが、「連絡が来ずに2ヶ月の期間が終わった」「希望とそぐわない提案を受けた」というお話もよく聞きます。手厚いサポートがもらえるかは運次第という点が少し気になります。

ハローワークが「求人を紹介するだけの場」だといえる理由のひとつが、ハローワーク担当者に就職・転職市場に対する知識がほとんどない点です。今は市場で何が求められていてどんなトレンドがあるのか、どんな面接内容になっているかなどを聞いても、曖昧な答えしか返ってこないでしょう。

ハローワークの相談員はプロであるキャリアアドバイザーやコンサルタントの集まりではなく、公務員と素人パートがほとんどです。実際に、ハローワークの相談員の募集求人を見てみるとパート募集が多く、条件も高卒以上で基本的なパソコン操作ができればOK程度なので、就職・転職市場に対して専門知識を持っていないのも仕方ないでしょう。

女性

ハローワーク経由で2社ほど応募して面接まで受けましたが、結果は惨敗でした。もちろん自分の実力不足もありますが、実際はハローワークを通しただけで、私は学生時代と同じ就活を行なってしまっていました。新卒時の就活で失敗した自分を変えたくてハローワークに相談したのに、結局何も変わっていないことに気づきました。
それでは誰に相談すればいいのかと悩んでいた時にふと目に留まったのが、「就職エージェント」でした。

転職エージェントの仕組み

就職エージェントはハローワークと違って、既卒の就活を最初から最後までサポートしてくれる就職支援のプロ。ハローワークでは1ヵ月で2社受けて失敗でしたが、就職エージェントではなんと1ヵ月で内定をもらえました。

これもプロのアドバイザーが丁寧かつ親身にサポートしてくれたおかげです。私が感じた、就職エージェントの大きなメリットがこちらです。

就職エージェントのメリット

  • 充実したキャリアカウンセリング
  • 質の高い求人を複数紹介してくれる(大手企業もちらほら)
  • 応募企業ごとに合わせた1時間程度の選考対策
  • 企業との間に入って、面接日の調整や給与交渉を代行
  • 担当者が企業に推薦状でアピール

ハローワークと同じく無料で、これだけサポートしてくれるのは既卒の私にとって非常に助かるものばかりでした。

どこがいいのか分からなかったので複数社に登録してみたのですが、それぞれ違ったアドバイスやサポートをしくれたので、成功率もUPすると確信できました。以下で、実際に私が登録した就職エージェントを3社ご紹介します。

ハローワークと転職エージェントの決定的な違いは?

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そもそも、ハローワークはステップアップを目指す方向けの機関ではない
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そもそも、ハローワークは転職によるステップアップを目指す方向けの機関ではありません。民間の転職エージェントではマッチングしにくい就職困難者を支援する、最後のセーフティネットとしての役割を主に担っています。そのため、特に大手企業への転職を考えている方など、ステップアップを目指した転職活動には残念ながら適していないでしょう。正直に申し上げて、大企業・優良企業の転職選考対策は経験がないという職員さんもいらっしゃると思います。その点、転職エージェントであれば、そもそも転職するかどうかの相談から条件交渉まで一貫して行なってもらえる点が魅力と言えるのではないでしょうか。

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既卒に強い就職エージェント比較5選|フリーター就活におすすめ

最初に登録したのが「ハタラクティブ」です。登録1社目に選んだ理由は、20代の既卒やフリーターを専門とし、未経験から正社員を目指す求職者のサポートに特化していて、既卒を採用したい企業の求人が集まっているからです。

一番良かったと感じたのが選考対策で、応募企業にあわせて模擬面接を実施してくれました。フィードバックも丁寧で分かりやすかったので、本番の面接にしっかり活かせました。

私の場合はもともと「ハタラクティブ」という名前を知っていたというのも安心できました。知名度はどちらかというと高い方だと思います。

ハタラクティブ

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口コミ数:45

ハタラクティブ
地域 関東,東海,関西,九州 対象年齢 10代〜20代
タイプ エージェント 平均年収UP額 35.0万円
対応職種
  • 営業
  • 販売・サービス
  • 企画・マーケ
  • WEB
  • 事務・管理
  • エンジニア
  • その他
  • 20代(第二新卒・既卒)の書類選考通過率は90%以上で内定率は80.4%!

  • 利用者の半数以上があらゆる業界の上場企業へ転職!

  • 確かなアドバイスとノウハウで60,000名以上の転職に成功!

「ウズキャリ既卒」では、異なる求人に対して同じ面接対策にならないように「オーダーメイド方式」で実施してくれたのが印象的でした。ありきたりではなく、確かなノウハウをもとにした企業特化の面接対策だったので、本場で悪い緊張をすることがなかったです。

選考対策以外にも、カウンセリングなどにもじっくり時間をかけてくれたので、就活に対する悩みや不安を解消することができました。

ウズキャリのオフィスは新宿にあるのですが、中はすごくキレイで好感が持てました。担当の人も親身になって話を聞いてくれたのが凄く印象的です。

ウズキャリ既卒

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口コミ数:11

ウズキャリ既卒
地域 関東 対象年齢 20代
タイプ エージェント 平均年収UP額 53.0万円
対応職種
  • 営業
  • 販売・サービス
  • ITエンジニア
  • 企画・マーケ
  • WEB
  • 事務・管理
  • クリエイティブ
  • エンジニア
  • その他
  • 内定率は驚異の86%!定着率はなんと93%!

  • 他社より"10倍時間をかけた"親身な個別の就職サポートに強み!

  • 厳格な判定基準によりブラック企業を"徹底排除"!

営業職はそこまで志望していなかったのですが、就活講座のレベルが高いと評判だったので「JAIC」も利用しました。

1週間程度でしたが学べるものは多かったです。就活講座をすべて受けた人に正社員採用の求人を紹介してくれるシステムみたいです。私は営業職を志望していなかったので応募はしませんでしたが、営業のスキルを身に付けたい人には最適だと思います。

JAIC(ジェイック)

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JAIC(ジェイック)
地域 関東,東海,関西 対象年齢 10代〜20代
タイプ エージェント 平均年収UP額 28.0万円
対応職種
  • 営業
  • 販売・サービス
  • その他
  • 既卒・フリーターからの正社員就職成功率は80.3%!

  • 未経験OKの優良企業だけを紹介してくれる!

  • 就職講座でビジネスマナーや履歴書の書き方が身に着く!しかも無料!

実際にハローワークと就職エージェントを利用した話をお伝えしてきましたがいかがでしたか?私の体験談から、個人差はあると思いますが、既卒はハローワークを相談相手に選ばないほうがいいかもしれません。

その代わりに、就職エージェントという就職支援のプロに相談することをおすすめします。自分の求めていた答えをもらえる上、良質な求人紹介や選考対策を受けられるので、利用して損はないと思います。どうせ同じ時間を使うなら、無料で利用できる就職のプロに相談して支援を受けてみてはいかがでしょうか。

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