大学卒業後、ベストベンチャー100に掲載されたことで知った人材系のベンチャー企業に入社。その後、「営業」「webマーケター」「セラピスト」など、様々な職種から得た経験を活かし、現在はwebライターとして活動中。独学で学んだSEOの知識を元に、精度の高い記事作りを得意としています。また、自身で設立したブログでも約100記事をアップし、これまでに培った人生観やライフハックなどを発信中。
目次
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仕事の人間関係に疲れて退職する人は多い
現在働いている職場の人間関係に、ストレスを感じていませんか?
「上司がすぐ感情的になり辛い」「毎日陰口ばかり聞かされる」「チームの雰囲気がいつもギスギスしている…」など、人間関係に困っている…という方、多いのではないでしょうか。
人間関係はプライベートだけでなく、仕事にも大きな影響を与えます。実際、厚生労働省の「令和3年度雇用動向調査」によると、「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由で退職している人が一定数いることが読み取れます。
職場における人間関係の改善は難しいケースも多くあるため、慢性的な問題になりがちなことが影響しているかもしれません。
▼参考
仕事で人間関係に疲れる原因3つ
仕事で人間関係に疲れて退職する人が多いことが分かりましたが、何が原因になっているのでしょうか。もしかすると、自分自身が原因で人間関係を悪化させ、勝手に疲れているだけかもしれません。詳しく原因をチェックしていきましょう。
1.周囲の視線を気にしすぎる
仕事で人間関係に疲れる原因にありがちなのが、不必要に周囲の視線を気にしすぎること。周りから悪口を言われているのではないか、自分の行動におかしいところがなかったかなど、周りからの見られ方ばかりを気にしてしまっているのです。
実際のところは、周りはそこまで他人のことは見ていないため、気にしすぎることはありません。相手の言葉の裏を探っても、ありもしないことで自分が傷つくだけでしょう。
2.周りとコミュニケーションがとれていない
周囲の人と、良好なコミュニケーションがとれていないことも人間関係に疲れる原因になります。
職場でのコミュニケーションには、必要不可欠な仕事上のコミュニケーションに加えて、休憩中の雑談や懇親会など、親睦を深める目的のコミュニケーションも存在します。どちらか一方が欠けているだけでも、人間関係に疲れる原因となってしまうでしょう。
3.職場の人からの誘いを断る勇気がない
仕事が終わった後で、上司や同僚からご飯などの誘いがあるでしょう。人間関係に疲れる人は、本当は行きたくないけれど断りきれず、窮屈な時間を過ごしてしまいがちです。
断ると評価が下がるのではないか、でも本当は行きたくない…。このような心の葛藤だけでも、大きく疲弊してしまうことがあります。
人間関係をダメにしてしまう行動2つ
次に、仕事で人間関係をダメにしてしまう、絶対にやってはいけない行動を2つご紹介します。知らず知らずの内にやってしまっているケースがあるので、注意しましょう。
1.相手の意見を何でも否定する
仕事で人間関係をダメにする行動の一つ目は、相手の意見を頭ごなしに否定することです。相手の意見を受け入れることもせずに、即座に真っ向から批判してしまうと、相手は拒絶された感じになってしまいます。
そんな人には何を提案しても拒否されるだけだと、周りの人は徐々にあなたに話しかけるのを控えるようになるでしょう。
2.軽蔑や侮辱する発言
仕事で人間関係をダメにする行動の二つ目は、軽蔑や侮辱する発言をすることです。相手をバカにしたような言い方や直接傷つける発言は、当然誰もが嫌うもの。人からバカにされて見下されるのを好む人はいません。立場に関係なく、常に敬意を持った発言をするよう意識しましょう。
周囲といい人間関係が築けないと職場で孤立も
仕事においては、周囲の従業員と良好な関係が築けないと孤立してしまいます。仕事は一人で成し遂げられるものではなく、周りと協力して進めるものだからです。
コミュニケーションの問題で孤立してしまうと任される仕事が限られてきます。その結果評価されることも少なくなり、充実感を得ることも難しくなるでしょう。
職場での人間関係のストレスは何を引き起こすか
良好な人間関係を築いて仕事を続けていく方法3つ
人間関係が悪化することで、仕事にどんな影響が出てくるかを解説しました。仕事を円滑に続けていくには、良好な人間関係が必須になりますが、実際どのような姿勢が大切なのでしょうか。すぐに取り組める方法を、3つご紹介します。
1.適度な距離感をもってコミュニケーションをとり続ける
まずは、適度な距離感をもってコミュニケーションをとり続けることを意識しましょう。距離感は近すぎても遠すぎてもいけません。距離感が近すぎると、砕けすぎた態度になってしまい、ビジネス上の適切な関係を築きにくくなります。反対に、丁寧すぎるコミュニケーションを続けても、窮屈な印象を与えてしまう可能性があります。
2.相手の意見を頭から否定しない
仕事で良好な人間関係を築いていく方法の二つ目は、相手の意見を頭から否定しないことです。仮に相手の意見が間違っていたとしても、クッション言葉として「仰る通りです」などの一言を初めに言い、続いて「しかし、このような考え方もあります」といった流れで主張すると、相手は頭ごなしに否定された気分にはならないでしょう。
大事なのは、まずは相手の意見を最後まで聞き、一旦受け入れることです。
3.自分の考え方をまずは変えてみる
最後に紹介する方法は、自分の考え方を変えてみることです。皆がみんな、価値観などが一致するわけではありません。他人を自分と同じようにコントロールするのは難しいのです。
しかし、自分の考え方を相手にあわせて変えると、より思いやりをもって接することができます。自分の考え方をまずは変えてみる、それだけで人間関係が劇的に変化することがあります。
人間関係の修復がきかない場合は転職もあり
人間関係が壊れてしまい、改善策を試したがどうしても修復できないことがあると思います。その時は、転職を考えるのもありです。転職することで新たな人間関係を構築できます。
前社での反省と経験を活かして、次の職場では上手く人間関係を築いていきましょう!
人間関係を理由に転職をする方は比較的、次の職場でも人間関係に悩むという傾向があります。おそらくですが、元々コミュニケーションが苦手で、職場というよりは、自分自身に原因のある方が多いです。次に多いのは、社内風土と合わないというケースです。一見、人間関係とは関係ないように思われがちですが、社内風土とは、職場の雰囲気そのものとなるので、「なんかこの職場の雰囲気自分には合わないな」と感じると、自分からふさぎ込んでしまうようになります。そのまま人間関係をうまく構築できず、業績やコミュニケーションに支障がでてしまい、転職を考えるという方が多いです。
人間関係を理由に退職・転職する前には必ず相談
仕事での人間関係が理由で退職・転職する際は、決意を固める前に知人や人事部などの第三者に相談しましょう。可能性の話ですが、もしかすると転職しなくても問題が解決するかもしれません。
仕事内容や給与などに不満がないのに、退職するのはもったいないとも言えます。まずは、信頼できる身近な人に話を聞いてもらいましょう。
転職エージェントに相談するという選択肢も
身近な人に相談しづらい場合は、「リクルートエージェント」を頼るのがおすすめです。そもそも転職すべきなのかどうかのアドバイスから始まり、必要であれあなたの価値観を大事にしてくれる企業の紹介もしてくれます。
また、「doda」もカウンセリングに力を入れており、様々な悩みや不満に親身に相談にのってくれます。
どちらの転職エージェントも、紹介する企業の雰囲気や社風などの内部情報を握っているので、ミスマッチの可能性は極めて低いと言えるでしょう。
リクルートエージェント
3.9
口コミ数:71
doda(デューダ)
4.2
口コミ数:57
転職する際は、エージェントから事前に会社の風通しの良さを聞いておくと良いです。エージェントは、「給与」「仕事内容」以外にも、「社内風土」「職場の雰囲気」などをしっかりと把握しています。マッチングという面において、人間関係の合う・合わないは大事な要素であるからです。例えば、①課長・部長と社員の距離感②社員同士でどのようなコミュニケーションをとっているか③中途で活躍している人はどれくらいいるか。以上の3点をみると、風通の良さについてのイメージがしやすいかと思います。参考にしてみてください。転職経験のある人は、過去の人間関係のどういった点においてミスマッチを感じたかも打ち明けると良いでしょう。
【まとめ】人間関係の良好な仕事を目指して
仕事の人間関係に疲れる原因や、良好な人間関係の築き方についてご紹介しました。まずは周囲とのコミュニケーションを意識して、思いやりをもって接することを心掛けましょう。その際には、相手の意見を批判しないことも大切です。
どうしても人間関係が修復できずに居心地が悪いのであれば、転職を考えるのも一つの手です。新天地で新たなスタートを切りましょう。
職場における人間関係のストレスは、働きにくい環境を自ら形成することに繋がります。エージェントをしていて最も多かったのは、人間関係がうまくいないことで生じるストレスの相談でした。こういったことがストレスの原因である場合、周りと上手くコミュニケーションをとれなくなり、業績が悪くなることで、更に自分で全てを抱え込む。という悪循環を生み出してしまいます。こういった職場環境におけるストレスは、様々な悪影響を及ぼすので、エージェントはかなり慎重にヒアリングするでしょう。求職者においても「これまでどんな社内風土に対し向き・不向きがあったか」ということを自分でも深掘りし、エージェントに相談すると良いです。