新卒1年目での退職はあり?離職率と転職成功ポイントまとめ

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キャリアコンサルタント
亀岡愛弥

銀行リテール営業や金融機関向けコンサルタント等を経てフリーランスとして独立。起業支援施設でコーディネーターをしていた際「お金とキャリアに関する悩みを切り離して考えることはできない」と考え、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)に加えてキャリアコンサルタント資格を取得。多様な仕事(20職種以上)で培ったコミュニケーション能力をフル動員し、クライアントへの共感を大切にコンサルティングを行う。

目次

  1. 新卒3年以内に仕事を辞める人は約3割
  2. 【結論】転職をするなら早い方が良い
  3. 新卒1年目で転職を成功させる3つのポイント
  4. 転職で失敗したくないならまず「転職エージェント」へ
  5. 新卒1年目の転職で使いやすいおすすめの転職エージェント3選
  6. 転職したい新卒は転職エージェントを使って内定率を上げよう!

新卒で入社した会社が自分の想像通りではなく、早くも退職や転職を検討している人は世の中にたくさんいます。

結論から言うと、大卒で新卒3年以内に仕事を辞めている人は約3割、高卒・短大卒・中学卒などの場合はその離職率はさらに高まります。

平成27年卒の新規学卒者の離職状況
平成27年卒の新規学卒者の離職状況(厚生労働省データを参考に作成)

厚生労働省の調査から、平成27年3月に大学を卒業して就職した新卒生においては、1年目で約12%が辞め、2年目でさらに10%が辞め、3年目でさらに10%が辞めています。

つまり、10人の新卒がいたら3年以内には7人になっているという事になります。

「とりあえず3年は働かないとダメ」という通説がありますが、仕事に対する価値観や捉え方が変わりつつあることが考えられるでしょう。

給与・待遇・人間関係が退職理由

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データ引用:厚生労働省

上記は厚生労働省の「平成28年度雇用動向調査データ」のデータを
元に作成しています。

退職理由について見てみると「給与等が少なかった」・「労働時間・休日等の条件が悪かった」・「職場の人間関係が好ましくなかった」などが上位に来ています。

1年目で合う・合わないを判断するのは早いという意見もありますが、実際に合わないと感じながら働き続けるのは辛いでしょう

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「石の上にも三年」はおすすめできない
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転職を迷っている方によくお伝えするのは「健康でいることの大切さ」です。あなたの人生は仕事一色ではないはず。しかしながら、特に新卒の場合、初めての社会人ということで戸惑うことは多く、就活での自己分析や企業分析不足などからも「こんなはずじゃなかった」と仕事でのストレスが心身に与える影響は大きいようです。心身ともに健康でなければ、今の仕事も綺麗に退職できませんし、次の仕事探しも難しいです。そのため、まずは今の仕事があなたに与える良い影響と良くない影響を考え、本当に今の職場、今の仕事を頑張る価値がありそうか?プロに相談してみることをお勧めしたいですね。

転職してキャリアアップ

新卒1年目での退職・転職は、さすがに早いと感じる人も多いかもしれません。しかし、転職をするなら1日でも早い方が有利ですし、1年目の退職はネガティブになるような事ではありません。

新卒3年以内に退職した人は「第二新卒」とよばれており、第二新卒を採用したいという企業がこの時代で増えています。それは第二新卒と呼ばれる人が「即戦力」として見込めるからです。

「第二新卒」を採用したい企業は6割以上も

第二新卒の転職が難しくない理由は、転職市場と企業の受け入れ態勢の変化にあるといえるでしょう。冒頭でもお伝えした通り、新卒1年・3年以内に退職している人は毎年にわたって何万人といます。

さらに、新卒の退職者だけでなく、団塊の世代が定年退職している現状からして、転職市場では需要(採用企業)が供給(転職者)を上回る環境が続いています。

企業は新卒で採用した人材を失っているため、その分を中途採用で埋めなければなりません。特に、成長過程にある企業であればなおさらでしょう。2016年2月に実施されたマイナビ転職の調査からも、6割以上の企業が第二新卒の採用に積極的なことが分かりました。

第二新卒は職歴が短いとはいえ、少なからず社会人経験やビジネスマナーを身につけているため、企業としては中長期的な即戦力候補として魅力を感じるのです。

ポイント

新卒だけどすでに転職したいと考えている方に、転職を成功させるためのポイントをご紹介します。転職のチャンスが広がっているとはいえ、しっかりと準備をしておかなければ失敗してしまうでしょう。新卒時の就活と転職活動はまったく違いますので、しっかりポイントをおさえておきましょう。

1.志望動機よりも「性格」を作りこもう

転職では、志望動機が重要だと考えている人が多いと思いますが、実は、もっと大事な要素があります。それは「性格」です。ここでいう性格とは、アドバイスを素直に取り入れる姿勢と、ハングリー精神。社会人経験がまだ1年程度しかない若手は、先輩に育ててもらう必要があるため、アドバイスを素直に吸収して仕事を進められる人は非常に重宝されます。そして、任された仕事を覚えていく中で、さらなる成長を求めて新しいチャレンジを積極的にするハングリー精神があれば、ポテンシャルを最大限にアピールできるでしょう。

志望動機は、面接という形式上で聞いているという面接官もいます。転職をサポートするエージェントにいたっても、志望動機はあってもなくてもいいですよ、というくらいです。ネットに書いてあることをコピペしてそのまま使うなど、内容があまりにもスカスカでなければ、志望動機が理由で落とされることはほぼないでしょう。

性格は志望動機と違って、その場で作りこむことができるため、転職を成功させるスキルとしてかかせませんよ。

2.第二新卒でも「身につけたスキルと経験」は武器になる

第二新卒を採用する基準では、「入社意欲の高さ」「カルチャーマッチするか」「コミュニケーション能力」などが多く、経験よりも「ポテンシャル」が求められる傾向があります。しかし、ポテンシャル採用だからといって、前職で身につけたスキルと経験はみられないのかといえば、そうではありません。ポテンシャルだけでなく、スキルもあれば評価はさらに高まります。

特に、新卒1年目で転職したい人は、今の会社を基準に考えてしまい、身につけたスキルが実は他社で高く評価されることに気づいていないケースがあります。前職で身につけたスキルと経験は、転職活動ではあなただけの大きな武器になりますよ。

3.ネガティブな退職理由をポジティブに言い換える

転職面接では、必ずといっていいほど退職理由が聞かれます。その時に、ふいに前職での不満や悪口を話してしまう人がいますが、もちろん逆効果です。面接は不満を述べるチャンスではありません。自分をアピールして売り込むチャンスです。
最初で伝えた通り、新卒の退職理由は「仕事が合わない」「給料が少ない」などのネガティブなものばかりです。事実ではありますが、ストレートに伝えるのは好ましくないため、嘘をつかずに言い換えてあげましょう。

【例文】

「仕事が合わない」場合の言い換え

入社前は事務の仕事が自分に向いていると思っていましたが、実際に働いてみて、そうではないことに気づきました。たまたま、取引先に出向いて提案をする機会があったのですが、そこで自分は営業コンサルに向いていることが分かったため、新しいキャリアを作ろうと思い、退職をしました。

「給料が少ない」場合の言い換え

私のモチベーションは、スキルアップと実績を重ねて給与を上げていくことですが、前職ではそれが難しい環境でした。給与に関する評価制度が整っていて、適切なベースアップがある企業であれば、高いモチベーションで仕事ができ、会社の業績にさらに貢献できると考えて退職にいたりました。

キャリアコンサルタント亀岡愛弥
第二新卒の即戦力を求めている企業は少なくない
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第二新卒は、企業にとってもあなたにとってもメリットの多い制度です。例えば、すでに社会人としての経験はあるものの、経験が浅い分新しい会社に適応しやすい点や、教育時間やコストが省ける点も企業にとっての魅力です。あなたにとっても、すぐに実務的な仕事を教えてもらえる点はメリットではないでしょうか。また、新卒の時より、働くことや業務内容に対するイメージが明確になっている点も魅力でしょう。一度就職したことで、自身の適性を実体験と照らして客観的に見つめることができるため、転職後もギャップが少なく活躍してくれると考える企業が多いようです。

志望動機や面接での受け答えのポイントをご紹介しましたが、自信がなくて不安という人が多いのではないでしょうか。転職したいと思っても、内定をもらえなければ意味がありません。

そこで、転職で失敗したくない新卒におすすめしたいのが「転職エージェント」。あなたにぴったりな求人紹介はもちろんですが、第二新卒ならではの面接テクニックを丁寧に教えてくれます。転職エージェントは企業の人事とつながっていることが多いため、面接傾向やどんな人材を求めているかを把握しています。他では得られない情報をもとに、面接対策してくれるため、内定率はグッと上がりますよ。

転職エージェントの仕組み

ハローワークや転職サイトでは選考のテクニックを教えてくれない

新卒が転職活動をする方法には、転職エージェント以外にも、ハローワークや転職サイトがあります。もちろん、ハローワークや転職サイトを使って転職できた人はいますが、転職エージェントと同じようなサポートは受けられません。基本的に求人紹介がメインとなるため、面接に自信がないという人にはあまりおすすめとはいえないでしょう。

求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策までしっかりサポートしてもらいたい人には、転職エージェントの方がおすすめです。

新卒1年目での転職に失敗すると今後のキャリアに大きく影響することも

中途採用において、職歴は非常に重要です。新卒で入社した会社を1年以内に退職し、万が一次の職場も1年以内に退職してしまった場合、あなたの市場価値は大きく下がってしまいます。例えどのような理由を述べたとしても、「本人に問題があるのでは?」「この人は大丈夫だろうか?」と思われてしまうでしょう。そして、その職歴は一生ついてまわります。

そんな事態を避けたい人も、企業の人事とつながりがある転職エージェントに求人を紹介してもらってください。どんな人が活躍しているのか、職場環境や労働時間など、リアルな情報を教えてくれるため、ミスマッチをおさえられますよ。

新卒1年目での転職エージェント活用はどんなメリットがあるか

キャリアコンサルタント亀岡愛弥
第二新卒は日本ではまだ特殊な枠と見られているため、求人案件が非公開のものも多い。また、就職活動とは違った対策が必要となる
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近年、企業の採用HPに「第二新卒」という言葉が表示されるようになってきましたが、まだまだ非公開で求人をしている企業も多くあります。見えている求人以外の非公開求人を見るべく、最低1社は転職エージェントを利用し、非公開求人についてどのような職種、会社があるのかを一度は見て、知って欲しいですね。また、第二新卒は就活や一般的な転職活動に比べて情報量が少ない中で「2社目では失敗したくない」というお気持ちも強くあるのではないでしょうか。実際に、短い期間での転職を重ねてしまいますと、その次の転職条件が厳しくなる傾向にあります。転職エージェントをうまく活用して、あなたの転職プランについて考えていきましょう。

既卒・第二新卒特化型転職エージェント

もう一度お伝えしますが、新卒1年目での転職は絶対に失敗できません。そのため、第二新卒の転職を専門にしている転職エージェントを選びましょう。

どこでもいいわけではありませんので、具体的にどこの転職エージェントに登録すればいいのか、その理由もあわせてご紹介します。

1.DYM就職:就職率は96%!業界トップクラスの求人の質とサポート力

DYM就職

「DYM就職」は、第二新卒を優良企業の正社員に転職させることに力を入れているエージェントです。一部上場企業やトップベンチャー企業など、優良企業求人が2,000社以上もあるだけでなく、相談からの就職率は96%を誇っています。書類選考もないため、履歴書や職務経歴書だけで選考からはじかれることもありません。

これまで5,000人以上の成功実績もあるため、新卒1年目での転職で困ることがあれば、気軽に相談してみることをおすすめします。

2.ハタラクティブ:上場企業への就職実績が豊富ながら内定率も高い

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は20代の転職を専門にしており、業界未経験の転職支援実績に関しては150,000人以上を支援しているため、ミスマッチ企業に入社してしまった新卒の人でも、新しいキャリアに再挑戦できます。選考に関しても、ハタラクティブ独自のノウハウで応募書類の添削や面接対策を行うため、書類合格率は90%以上、内定率は80%以上となっています。

マンツーマンでカウンセリングし、向いている仕事や今後のキャリアについて丁寧にアドバイスしてくれますよ。

3.マイナビジョブ20's:厳選された「未経験OK」の求人は1,000件以上

マイナビジョブ20's

「マイナビジョブ20's」はマイナビの中で唯一、第二新卒向けの転職エージェント。扱っている求人は、すべて20代の若手社会人・第二新卒を必要としている企業で、未経験OKの求人は1,000件以上もあります。マイナビがこれまで培ってきた転職ノウハウと全国規模の情報網があるため、最適なマッチングを提供できます。これからのキャリアで迷ったら、安心のマイナビを頼るといいでしょう。

選考企業別に面接の準備と対策を行ってくれるため、選考に対してネガティブな人でも安心でしょう。

男性と女性

新卒1年目で転職する第二新卒は少なくないですし、むしろ転職のチャンスは年々広がっています。とはいえ、転職活動に不安を隠せないのが20代。社会人経験の浅い新卒であればなおさらでしょう。

不安はあるけど転職したいという新卒の方には、転職エージェントがぴったりです。職務経歴書の書き方や面接での受け答えなど、転職で失敗しないためのテクニックを教えてくれるため、内定率が上がりますよ。無料で使えるため、まずは気軽に相談してみてください。

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