エージェントBOX編集長です。転職に役立つさまざまな情報を配信することで、皆さまのキャリア選択をサポートいたします。
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キャリアアップは好感度の高い転職理由なのでおすすめ!
「転職理由は自身のキャリアアップです」
結論から言うと、この転職理由は企業の採用担当者にとってはかなり好印象です。伝え方次第では、内定の確率を一気に上げてくれます!実際に、多くの転職成功者が理由としてキャリアアップを挙げています。
「待遇が悪かった」や「仕事がきつかった」はNGワード
一方で、転職理由として相応しくないものもあります。それは、「待遇が悪かった」「仕事がきつかった」「休みがほしい」などの不満に関わる転職理由です。実際のところ、こういった不満が原因で退職をしている人が多いですが、退職理由と転職理由は別物です。例えば、給料が低くて退職したのであれば、転職理由は「仕事に関する評価制度が整っている」などが妥当でしょう。
不満に関する転職理由は程度や伝え方にもよりますが、一般的には避けた方が不合格のリスクを抑えられます。
【前提】オススメは転職エージェントの活用
記事後半でも少し触れますが、転職でキャリアアップを目指すなら「転職サイト・雑誌・ハローワーク」よりも「転職エージェント」の方がオススメです。
理由はシンプルで、転職エージェントは業界の非公開求人をたくさん持っていて、より高みを目指す事ができるからです。例えば「リクルートエージェント」や「doda」などが転職エージェントの業界大手として知られていて、今より一層のキャリアアップを狙う事が可能です。
キャリアアップとは「高度なスキルや経歴を身に付けること」
まず、キャリアアップという言葉を正しく使えるように意味を正確に理解しておきましょう。キャリアアップは様々なシーンでよく使われる言葉で、意味が曖昧になりつつあります。
キャリアアップとは「高度なスキルや経歴を身に付けること」を意味します。また、転職で高い地位に就いたり年収アップしたりすることでもキャリアアップは使われているようです。
転職理由でキャリアアップを分かりやすく伝える2つのコツ
冒頭で説明した通り、キャリアアップは転職理由として非常に印象が良いです。しかし、伝え方次第では中身の薄いアピールになってしまい、面接を突破することができません。そのため、転職理由でキャリアアップを魅力的に伝えるコツを知って内定をもらいましょう。
1.キャリアアップを具体的な言葉とエピソードで言い換える
まず、キャリアアップという言葉は抽象度が高いので、具体的な言葉に言い換えましょう。「キャリアアップしたい」ではなく、「スキルを身に付けたい」「さらに自分の能力を伸ばしたい」などに言い換えるといいです。どんな目的をもってキャリアアップしたいと考えてるのか、そこを伝えられなければただの当たり障りのない転職理由を述べているだけになるでしょう。
そして、冒頭でもいった通りキャリアアップの意味は人によって曖昧なので、「○○な経験から△△という目的を見つけたので、自分の××な能力をさらに磨きたい」という風に、エピソードを交えながら伝えられるとよりイメージを植え付けやすくなるのでおすすめです。
2.明確なキャリアプランを一緒に伝える
もうひとつ、転職理由でキャリアアップを伝える場合は、明確なキャリアプランを交えた話にするといいです。キャリアプランとは、1年後、3年後、5年後、10年後など、段階を経て何を達成したくてどう成長したいのかの計画を立てることです。これを伝えることで、将来的に企業に対して何で貢献できるのかが明確になるでしょう。実現したい目標に対して自分はどう動くのか、それも一緒に説明できると説得力が増し、好印象です。
キャリアアップの魅力的な転職理由【回答例】
回答例【営業版】
私は、前職でルート営業に従事していました。決まった訪問先を定期的に訪れて自社商品を勧めて売上を計上していました。お得意様になるので、信頼関係を築いて継続していくために、相手のことを理解することに務めていました。そのため、良好な人間関係を構築していくことには自信があります。
しかし、ルート営業では決まったお客様としか商談ができないため、続ける中で窮屈さを感じるとともに、自分で新規開拓していきたいと思うようになりました。自分で新たに契約した顧客から売上を伸ばし、それが評価される環境の中で働きたいと感じ、御社を志望いたしました。前職で培った良好な人間関係の構築スキルを活かして、新規で自分の顧客を作っていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
受かる転職理由を喋れている人は「転職エージェント」を上手く使っている
「具体的なエピソードが思い浮かばない」「キャリアアップしたいって嘘がばれないかな」と不安な人も多いのではないでしょうか。
面接における転職理由は非常に重要性が高いです。そのため、自信がない人は少しでもいい印象を残すために、転職エージェントに転職理由のアドバイスをもらってみることをおすすめします。これまでの経験と今後の実現したいことをしっかりヒアリングしてキャリアアップ像をはっきりさせ、人事から選ばれる転職理由に変えてくれます。
また、キャリアアップという転職理由だけに限らず、「あなたはこちらを転職理由として使用した方がいいですよ」とアドバイスできるのは転職エージェントだけです。
転職サイトやハローワーク、転職経験者からのアドバイスでは到底マネできないものだといえるでしょう。「リクルートエージェント」や「doda」などが転職エージェントの業界大手を積極活用してみてください。
リクルートエージェント
3.9
口コミ数:71
doda(デューダ)
4.2
口コミ数:57
キャリアアップは未経験業界への転職理由には使えない
転職では、同業界・同職種の他企業を目指すだけでなく、未経験業界などを志望するケースがあるでしょう。これまでの経歴とは関係ない未経験業界を目指す場合は、キャリアアップという転職理由は使えません。志望職種に関するそもそものキャリアがないのが主な理由です。
それでは、未経験業界への転職を考えている人は、キャリアアップではなく何の転職理由を使うべきなのでしょうか?
未経験業界に挑戦する場合は「キャリアチェンジ」
未経験業界への転職を考えている人は、キャリアアップではなく「キャリアチェンジ」を転職理由として使用しましょう。その名の通り、キャリア(経歴)をチェンジ(変える)しますので、未経験業界への転職理由にはもってこいです。
キャリアチェンジを使用する際は、"なぜこれまでの経歴とは関係がないのに志望するのか"を具体的な理由とともに伝えましょう。そうでないと、面接官に「別に仕事ができれば何でもいいのでは」と思われてしまいますので注意してください。
まとめ:転職理由にキャリアアップを使う場合は具体的な内容を意識して伝えよう
キャリアアップは転職理由として非常に印象が良いです。さらに高みを目指して頑張っている人だという印象を与えてくれます。しかし、伝え方次第では中身の薄いものとなってしまいますので、具体的な内容を伝えることを意識しましょう。もし、転職理由の作成で困ったら、転職エージェントに添削してもらいましょう。
また、未経験業界への転職理由にキャリアアップは使えませんので、くれぐれも注意してください。
この記事で紹介したサービス
- 東証1部上場「リクルートエージェント」
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