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仕事に疲れた...。それブラック企業の可能性も
仕事に疲れた…
いつも以上に1日頑張って働いて疲れたというのは体力的な問題なので、休息を取ることで回復します。
そうではなくて「仕事をすること自体に疲れた」という状況だと、事はそう簡単ではありません。働いている会社の方に問題があり、いわゆる「ブラック企業」である可能性も考えられます。ブラック企業について、厚生労働省は以下のような見解を示しています。
これらの特徴に該当して、何も感じない労働者はいないでしょう。不満やストレスが溜まるだけで、いつも以上に疲れは感じるものです。そして、慢性的に疲労が溜まっている状態になると、以下のようなリスクがあります。
仕事をするうえで、心身ともに健康な状態を維持する事は非常に重要です。本当にヤバイ状態が続くと働けなくなってしまう可能性もあるので、慢性的な疲労を感じたら早めに何らかの手を打つ必要があります。
「仕事に疲れた」と感じてしまう原因
ブラック企業とよばれる会社に所属している人などは、まさにその労働環境自体が仕事に疲れたと感じてしまう原因といえます。
しかし、ブラック企業で労働していない人はなぜ仕事に疲れたと感じるのでしょうか?代表的な原因を3つご紹介します。
仕事に疲れてしまう代表的な原因3つ
- 会社から与えられる業務量が圧倒的に多い
- 仕事がつまらないからストレスが溜まる
- 職場の人間関係が最悪
会社から与えられる業務量が圧倒的に多い
仕事に疲れたと感じてしまう原因の1つ目は、会社から与えられる業務量が圧倒的に多いです。任せられる業務量が多いのは会社から信頼されていることの裏返しでもあるので全てが悪いとはいえませんが、問題なのはその量です。
あまりに与えられる業務量が多いと、法定労働時間や過労死ラインを越えてしまいかねません。睡眠時間などが削られ、体力的にも精神的にも疲労し、仕事に対して疲れた・ヤバイと感じ始めるのです。
仕事がつまらないからストレスが溜まる
つまらない仕事をしていて、毎日が楽しいという人はいないでしょう。つまらない仕事を長く続けているとストレスしか溜まらず、業務量は多くないのに強い疲労を感じてしまいがちです。徐々に仕事に行くのが億劫になり、やる気も出なくなるのです。
逆に言うと、仕事が楽しい・面白いと感じている人は、時間が経つのが早く感じて、疲労も感じにくくなります。
職場の人間関係が最悪
職場の人間関係が最悪というのも、仕事に疲れたと感じる原因の一つといえるでしょう。職場で人間関係を崩してしまうと孤立してしまい、周りの人たちとコミュニケーションがとれなくなってしまいます。その仕事がどうこうの話ではなく、そういった環境の中で仕事を続けることが一番きついのです。
事実として、厚生労働省の「令和2年雇用動向調査結果の概要」によると、「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由で転職している人が多いことを読み取れます。あなたの会社にヤバイ上司、ヤバイ同僚はいませんか…?
▼参考サイト
仕事に疲れた人におすすめするストレス解消法7つ
ここからは具体的に仕事の疲れ・ストレスを解消する方法です。
イライラして疲れている状態は、できるだけ早めに解消する必要があります。それと同時に、定期的にストレス解消する時間を作って自分の心身をコントロールすることが重要です。多くの人がどのような方法でストレス解消をしているのか参考にしてみてください。
【1】プライベートで1人の時間を作る
仕事に疲れた人が実践すべきストレス解消法の1つ目は、プライベートで一人の時間を作るです。ストレスの原因は圧倒的に外的要因がほとんどですので、一人の時間を作るのは非常に重要なのです。
ただし、家で1人で過ごすよりも外に出かける方がおすすめ。1人カラオケ・1人旅・映画・スポーツ観戦・1人飲みなど、自由気ままな時間を過ごすと気分が晴れるでしょう。
【2】運動をして気分転換する
運動をして気分転換するのもストレス解消法の代表例です。激しい運動ではなく、軽いランニングやトレッキングで森林浴など、適度に体を動かせる方が疲労が溜まりにくいのでおすすめです。
ジムに通って鍛えたり、プールで泳いだり、ボルダリング、ボクササイズ、ダンスなど、方法は色々あります。自分に合った方法で体を動かして、ストレス解消をしてみてはいかがでしょうか。
【3】気の知れた友人に愚痴を聞いてもらう
ストレスが溜まると、同時に愚痴も溜まってくるでしょう。自分の中に溜め込むのはあまりオススメできませんので、誰かに聞いてもらえるとベストです。
しかし、愚痴を聞かされる方もストレスを感じてしまいますので、適当に聞き流してもらうだけでもいいでしょう。自分の中に溜まっているものを吐き出すのが大事なのです。
【4】マインドフルネス
マインドフルネスというものをご存知でしょうか。マインドフルネスは簡単にいうと「心が満たされている状態」であり、宗教やスピリチュアルのような考え方のものではありません。
マインドフルネスで「心を整える」「気持ちを整理する」ことで、ストレスの軽減に繋げているのです。実際にGoogleやNIKEなども取り入れており、明確な科学的根拠はないが実績や効果は証明されており、様々な分野で注目されています。
【5】ヒーリングミュージックを聞く
音には様々な効果があり、特に「α波」はリラックス効果が高いことが証明されています。そのα波が多く流れるのがヒーリングミュージックです。
ヒーリングミュージックは、聞くだけで脳をリラックスさせることができるのです。音楽を聞くだけであれば簡単ですし、YouTubeなどで聞くことができるのでおすすめです。
自宅で過ごす時間だけでなく移動中の通勤時間に聞くのもおすすめですので、ぜひ実践してみてください。
【6】感動する映画や本を読んで涙を流す
感動する映画や本を読んで涙を流すのも、ストレス解消になることが証明されています。
実は、涙を流すのには眠るのと同じくらいのリラックス効果があるのです。涙を流すことで、交感神経(ストレス・緊張を感じているとき)から副交感神経(リラックス・眠っているとき)に変化するとされています。
実際に、泣いた後になんだか晴れやかな気持ちになったことがある人は多いのではないでしょうか。
【7】お金を散財する
あまりおすすめはしませんが、お金を散財するのもストレス解消法の一つです。普段は買わない高価なものを勢いで買って、気分を晴らしている人は意外と多いようです。
しかし、医学的に効果が証明されているわけではないので、注意しましょう。
仕事に疲れた人が選ぶべき仕事環境とは
上記で紹介したのは、あくまでもストレスが溜まってしまった時の解消法です。本来であれば「疲労やストレスそのものが溜まらない環境が理想」ではないでしょうか。
仕事で疲れやストレスが溜まるのは、職場に何かしら原因があるからです。ストレスフリーな職場を目指すために、少し周囲の職場環境にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
売上などの数字を追わなくていい仕事
営業や販売職に見られがちですが、売上などの数字を追うことに疲れている人は多いはずです。試行錯誤はしているが売上に結び付かない、結果が出ずに上司から怒られるなどの悪循環に陥ってしまい、ストレスを感じてしまいます。
そういったタイプの人は、売上などの数字を追わなくていい仕事を選びましょう。どんな仕事でも最終的には売上に繋がっているものですが、自分の成果だけが如実に目先の数字として表れない仕事はありますので、自分の適性を考慮した上で選択すると良いです。
残業を当たり前とは思っていない会社
次に、残業を当たり前とは思っていない会社を選ぶようにしましょう。冒頭でも触れましたが、業務量が多くて長い時間残業をしている人は仕事に疲れたと感じやすいからです。
今では残業は当たり前みたいな風潮がありますが、法定労働時間がある以上、決してそのような状況を普通だと思ってはいけません。法定労働時間を守り、従業員に決められた時間以上の労働を求めない会社を選ぶようにしましょう。
風通しがいい職場環境
自分の言いたいことが言えない、これも仕事ではストレスの原因となります。さらに、それが理不尽なことであると余計にストレスを感じてしまいます。
間違っていることは間違っていると言える、こうした方がいいということを気軽に提案できる、そんな言いたいことが言える風通しのいい職場では上から抑圧されることが少ないので、比較的ストレスは感じにくいでしょう。
「自分の職場に問題あり」と感じたら転職を考えるべき
もしも疲れやストレスが溜まる原因が自分でなく会社にあると感じた場合は、できるだけはやく転職という選択肢を検討してください。
ココまで紹介してきた通り、慢性的に疲れが溜まった状態で今の仕事を続けることは、大きなリスクとなりえます。最悪の場合は、うつ病になって働けなくなってしまう可能性だってあります。
同じ業界・職種であっても企業によって労働環境は大きく異なるので、転職を考える価値は大いにあります。もちろん心機一転、キャリアチェンジを狙って新しい仕事に挑戦してみるのもいいでしょう。
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【まとめ】ヤバイ疲労やストレスはできれば根本改善を
仕事に疲れる原因は主にストレスです。そのストレスは人間関係や過酷な業務などからくるもので、外的要因がほとんどです。仕事のストレスでうつ病になった、などの話はニュースでも聞くくらいなので軽視できません。
そのため、ストレスをため込まないようにしっかり発散しましょう。自分なりのストレス解消法があるはずですので、まずは実践してください。それでも解消できない場合は、ストレスの原因となっている仕事の環境を転職で変えるのがおすすめです。長時間残業が横行していない職場などを選択すると、仕事で受けるストレスそのものを減らせるので、最終手段として転職を視野にいれておきましょう。
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