東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。
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待遇が安定している正社員になりたいと思いませんか?
アルバイトやフリーターの方は、やはり正社員になりたい人が多いのではないでしょうか。その理由は、やはり安定性でしょう。雇用期限の定めは基本的にありません。そのため、収入面でも安定し、貯金もしやすくなるのではないでしょうか。でも、「正社員への転職は難しい...」と思っているのではないでしょうか。
確かに、正社員になるのは簡単ではありません。しかし、そんな中でも正社員転職できるかもしれない方法があります。それを知り、準備を万全にして選考に臨みましょう。
正社員への転職が難しい4つの理由
正社員への転職が難しい理由として、以下で4点ご紹介します。自分に原因がある場合も、自分だけではどうすることもできない理由も含まれていますが、一つひとつ確認してみてください。
1.年齢とスキルが釣り合っていない
企業が採用したいと思うには、市場価値のある人間になることが必要です。市場価値としては、「年齢」と「スキル」が考慮されます。年齢が若い場合は多少スキルが足りなくても、伸びしろがあるという理由で採用されることもあります。
一方、年齢が高めの場合は即戦力となれるだけのスキルが必要です。つまり、年齢が高いにも関わらずアピールできるようなスキルを何も持ち合わせていない場合は、企業は採用を躊躇するでしょう。耳の痛い話かもしれませんが、自分は年齢とスキルの釣り合いがとれているのか、求人の採用要件を満たしているのかを振り返ってみましょう。
2.前職での成功体験がない
年齢が若い場合は、特段に優れたスキルを持ち合わせていなくても市場価値が高く、採用されやすいとお伝えしました。その中でも、目立ったスキルがなくても前職で成功体験がある人は採用されやすいかもしれません。企業は、成功体験を自社で再現できて、売り上げなどに貢献できるかを見ています。成果を出した前例のある人材が、ない人材よりも好印象なのは当然です。
成功体験がないと、企業は応募者が自社に貢献してくれるのかを見極めにくくなります。結果として、採用したい人材だと思いにくいのです。例えば、30代という中堅層でありながら何も成し遂げていない(成功体験がない)と、「これまで何をしてきたのか」と採用担当者は思ってしまいます。
3.正社員は解雇しづらいので求人数がそこまで多くない
正社員は安定しているというイメージがあるかもしれませんが、それは企業側から見れば、簡単には解雇できないということでもあります。だからこそ、実際に会社に貢献できるか分からない応募者を、いきなり正社員として雇用するのはリスクが大きいのです。
優秀と思われる人材でも、最初は契約社員スタートで採用したい会社が多いでしょう。実際の会社での働きを見て、正社員登用するかどうかを決めることが多いです。そのため、入社時から正社員扱いの求人はあまり存在しないのです。
正社員転職を実現するためのポイントとは
ハードルが高い正社員への転職ですが、その転職を実現させるためにはどのような点を意識すればいいのでしょうか。
自分の価値を高めることに専念してから転職を考える
中途採用は、年齢が上がれば上がるほど、その会社で役に立つスキルが求められます。それを考えると、今は転職しないという選択肢も場合によっては正しいかもしれません。現職でスキルを習得して、自分の市場価値を上げましょう。直接的に役立つスキルは培えなくても、社会人経験や何らかの成功体験を得てから転職するのも良いかもしれません。
自分の価値を高めたあとで、1~2年後に転職活動を始めると、正社員転職できる可能性が上がるでしょう。
目を引くスキルのない場合は伝え方が大事
転職したいが、目を引くスキルを自分が持っていない場合、履歴書・職務経歴書の書き方や、面接での伝え方が非常に重要になってきます。
転職活動の選考では、ただでさえ緊張して自分をアピールしきれないことが多いと思います。まして自分の経歴に自信がない状態であれば、それこそ完璧な伝え方をしなければ内定を獲得することは難しいです。逆に、自分を上手くアピールすれば、経歴やスキルが物足りなくても好印象を与えることができます。
自分のスキルや経歴が実際にどの程度評価されるのかと同じくらい、どうやって自分を魅力的な人材にみせるのかという点もおろそかにしてはいけません。
あなた自身が持っているスキルや性格、あとは運の要素もありますが、長い期間がかかることを意識して、就職活動を行いましょう。すぐに決まることを前提に行動しますと、「思っていたのと違う!」と心が折れてしまい、就職活動に対するモチベーションが切れてしまいます。これがまずい。自分の能力を高めながら入念な準備を行いつつ、コツコツと就職活動を行い続けることによって、あなたの理想により近い企業からの内定を獲得することができます。
正社員転職に不安がある人はエージェントにサポートしてもらおう
面接などでの伝え方に気を配ろうといっても、「どのように伝えていいか分からない」という人も多いのではないでしょうか。また、「そもそも自分は今のタイミングで転職をするべきなのか」と悩む人もいるでしょう。
そんな時は、「転職エージェント」に相談することをおすすめします。エージェントが一人ひとりに対して、どうすれば正社員として転職できるのかを詳しく教えてくれます。自己PRや志望動機など、履歴書・職務経歴書の添削はもちろんのこと、面接でよく聞かれる質問への回答や、自分だからこそ聞かれそうな質問に至るまで細かく対策してくれます。
自分ひとりでの正社員転職に限界を感じている人は、相談だけでも問題ないので、気軽に利用してみてください。
正社員採用には「転職サイト」と「転職エージェント」どっちが有利?
転職活動での応募には大きく2種類あります。転職サイトを使って自分で応募する方法と、転職エージェントに紹介してもらう方法です。どちらが正社員転職に有利かというと、間違いなく転職エージェントだといえるでしょう。
転職サイトで自分で探した求人は、最終的には自力で受かるしかありません。しかし、転職エージェントを利用すると正社員求人を紹介してもらえるだけでなく、推薦状であなたを猛プッシュするなど、内定までのすべてサポートしてもらえるので転職成功率は段違いに高いです。
「どうしても正社員がいい」「これ以上転職で失敗したくない」という人は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
正社員転職に強い3つのおすすめエージェント
「ハタラクティブ」は20代の転職をターゲットにしているため、既卒や第二新卒の悩みをしっかり理解してくれます。ハタラクティブ独自のノウハウで、応募書類の添削や面接対策を行ってくれます。書類合格率は90%以上、内定率は80%以上となっています。初めての正社員転職を目指す人は、ぜひ相談してみてください!
ハタラクティブ
4.2
口コミ数:45
「マイナビジョブ20's」はマイナビが運営している既卒・第二新卒向けの転職エージェントです。扱っている求人は、すべて20代の若手社会人・第二新卒を必要としている企業です。求人数の多いマイナビの利点を活かせることに加えて、サポート体制も整っています。
マイナビジョブ20's
3.7
口コミ数:40
「ウズキャリ既卒」
「ウズキャリ既卒」は既卒専門の転職エージェントです。他社の10倍もの時間をかけて全面サポートしてくれるので、内定率は86%以上です。厳正な自主基準でブラック企業を求人から徹底排除しているので、入社後も安心です。
ウズキャリ既卒
3.9
口コミ数:11
難しい正社員への転職こそエージェントを有効活用しよう!
正社員への転職がなぜ難しいのか見てきましたが、いかがでしたか。新卒採用以外で正社員として転職したい人の中には、スキルや経歴という面で不安を抱えている人が多いと思います。そのため、自分をどうアピールするかが重要になります。
アピール方法が分からない人は転職エージェントに相談しましょう。応募する企業にあわせたアピール方法でしっかり対策してくれるので、内定率が一気に高くなります。登録や相談も無料なのでおすすめです!
転職サイトを使った就職活動は、企業の検索からスケジューリングなど、ゼロから全てあなたが行わなければなりません。さらにはサイトからの情報しか企業を判断できません。これはあまりにも非効率的です。転職エージェントならば、入念な話し合いを行うことによって、あなたの代わりに企業を探していただけます。エージェントの方が見つけていただいた企業は、サイトに載っていない事情も熟知しています。よって、入社後のミスマッチが起こる可能性が小さいのも転職エージェントの良いところです。
いろいろな原因がありますが、一番大事なのは「絶対に正社員になる!」と決断することです。決断をしている求職者と決断していない求職者とでは、面接で挑む態度が全く違います。これは面接をしていて、よく分かります。イスの座り方とか声のハリ、話している内容の強さなど、明確に区別が付きます。決断することによって、就職活動へのモチベーションにつながります。万が一、何社落ちても心が折れないメンタルも身につきます。よって、まずは決断をしましょう。