転職面接の流れは8ステップ!知っていると差がつく面接テクニックを解説

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人材・育成コンサルタント
石川将平

大学卒業後、大手経営コンサルティング会社を中心にして、人事、営業、組織力をテーマにした経営コンサルティングに従事。採用に関する支援では、県庁、各自治体、民間企業において、多数の実績あり。さらに、個人向けの就職、転職支援も並行して行っている。個人別支援を経て、希望企業への内定取得実績多数あり。現在、国、各自治体、民間まで組織力強化に関するあらゆるテーマで研修を実施しており、その分かりやすさには定評がある。

目次

  1. 面接の流れを理解しておくことが転職成功のカギ!
  2. 【STEP1】入室まで
  3. 【STEP2】自己紹介
  4. 【STEP3】転職(退職)理由
  5. 【STEP4】志望動機
  6. 【STEP5】前職の仕事内容
  7. 【STEP6】募集職種と待遇の再確認
  8. 【STEP7】逆質問
  9. 【STEP8】退室
  10. 転職面接では「声」や「姿勢」に常に気をつけよう
  11. 面接前に確認しよう!3つのチェックポイント
  12. 面接に自信がない人は転職エージェントからアドバイスをもらおう
  13. 面接での流れと質問を把握すれば不安はやわらぐ!

転職の面接が苦手という人は多いです。「何を聞かれるか分からない」「緊張で言葉が出てこない」「聞かれたことにその場で答えられない」など、面接を苦手とする理由は様々でしょう。
しかし、「面接の流れ」を理解しておくことで苦手意識は改善できます。面接の流れとは、何がどの順番で聞かれるのかであり、聞かれることが分かっているのであれば答えを用意しておくだけです。基本的に面接官が知りたいこと・聞きたいことはどの会社も共通しているので、よほど特殊な企業でない限り対策は十分に立てられます。

基本的な面接の流れ

それでは、まず基本的な面接の一連の流れをご紹介します。

転職面接の一連の流れ

①入室

②自己紹介

③転職(退職)理由

④志望動機

⑤前職の仕事内容

⑥募集職種と待遇の再確認

⑦逆質問

⑧退室

上記の流れが転職面接では一般的になります。順番に詳しく見ていきましょう。

家を少し早めに出て、落ち着いた状態で面接会場に向かいましょう。会場に着いたら、面接が始まる5~10分前までに受付を済ませ、案内に従って時間がくるまで待機しておきます。遅刻は厳禁ですが、早く到着しても企業の方に気を遣わせるだけなので注意しましょう。早く着きすぎてしまった場合は、面接会場付近の喫茶店などで、受け答えや服装の最終チェックしつつ、気持ちを落ち着けましょう。 万が一遅れる場合は、必ず面接先に電話をし、予定到着時刻を伝えてください。

時間がきたら採用担当者から案内されるので、面接を行う個室(会議室など)に向かいます。

ノックは3回、面接官の声が聞こえたら入室

いきなりドアを開けて面接室に入るのはマナー違反です。まずはドアの前で深呼吸をしてノックを3回し、中から「どうぞ、お入りください」などの声が聞こえてから入室しましょう。
入室したらドアの方を向いて静かに閉め、面接官の方に振り返り「失礼いたします」と一礼します。その後、イスの横(ドアに近い方)または後ろ側に立ち、「本日はよろしくお願いいたします」と再び一礼しましょう。

まずは「自己紹介をお願いします」と面接官からありますので、名前や現職(前職)、スキルなどを伝えて簡単に自己PRをしましょう。時間の目安としてはどんなに長くても3分以内で収めるのが無難です。

「自己紹介」の回答例

○○○○と申します。前職は○○職をしていました。○○のスキルを活かして○○を相手に○○のサービスを提供していました。○○には自信があり、○○が自分の強みだと自負しています。

詳細に伝えようとしてしまいがちですが、仮に面接官がまったく知らない仕事内容であった場合、何を言っているのか理解できません。もし気になることがあれば面接官の方から質問してくるので、内容を要約して簡単に分かりやすく伝えるようにしましょう。
最後は再び「本日はよろしくお願いいたします」でしめます。

自己紹介が終わったら、「前職は○○で活躍されていたそうですが、なぜ退職されたのでしょうか?」と転職(退職)理由が聞かれます。
退職理由が聞かれるのは、同じ理由で辞めることがないかを確かめるためです。企業側としては、できるだけ人が辞めるというリスクを抑えるために、事前に把握しておきたいのです。

ネガティブではなくポジティブな内容を伝える

退職理由ですが、「人間関係が悪くなって」「給与が低かったので」「休みが欲しかったので」など、実際はネガティブなものがほとんどだと思います。しかし、理由を正直に伝えたとしても、面接官にはいい印象に映らないでしょう。文句が多い人という印象を与えてしまいかねません。
そのため、退職理由はポジティブな理由に言い換えてあげましょう。給与が不満であるならば、「仕事の成果に対する評価制度が整っている会社で働きたいと思ったから」などと言い換えられるとよいでしょう。

「転職(退職)理由」の回答例

前職では年功序列に基づいた給与制度を採用しており、仕事の成果ではなく勤続年数が、評価の大きなポイントとなっていました。私は、成果に応じて給与をもらいたいと考えいるため、成果に対する評価制度が確立されている御社で働きたいと思っております。

次は、「弊社を志望した理由は何ですか?」と聞かれます。志望動機次第で採用・不採用が決まるといっても過言ではないくらい、重要な質問です。そのため、面接対策の半分以上は志望動機作成に時間を費やすのをおすすめします。

「なぜその企業なのか」で入社意欲の高さをアピール

面接官が印象が良かったと答える志望動機に共通しているのは、「なぜその企業なのか」が明確なことです。営業職を希望する場合で例をみてみましょう。営業職は多くの業界・企業に存在するので、極端な話、どこの会社に行っても従事できます。しかし、なぜ他社ではなくて志望企業で営業をしたいのかの差別化ができていると、その企業でなければならない動機が明確になります。
「なぜその企業なのか」が明確にできると、入社意欲の高さをアピールすることができるので、志望動機にはこだわりましょう。

「志望動機」の回答例

「IT×教育」をコンセプトとした、特徴あるサービスを展開しているため、志望いたしました。教育現場では、IT技術の導入が遅れています。御社は業界に先駆けて、学習支援に利用できるタブレットのアプリケーションを開発しており、シェアもトップクラスです。学校の子どもたちが学ぶ手助けができることは、自分にとって会社を選ぶうえで重要なポイントだからこそ、御社にぜひとも入社したいです。

面接官は、前職の仕事内容から、職務経験の概要、前職の経験が自社で生かせるかを見極めています。ただ仕事内容を話すのではなく、応募企業にどのような点が生かせるかということを念頭に置いて、話してください。

簡潔に業務内容や実績を分かりやすく伝える

面接官はまず概要を知りたいので、内容を簡潔に話すことが最大のポイントです。そのため、事前に答え方を決めておきましょう。面接官が見ているポイントは、今までどんなキャリアを歩んできたか、これから会社に貢献してくれそうかです。「仕事での目標」「工夫していた点」「具体的なエピソード」の3点を話すようにすると、効果的にアピールできるでしょう。

「前職の仕事内容」の回答例

前職では、食品メーカーの営業職として、小売店へ商品を置いてもらう営業をしていました。担当した地域で、前年より取引先数を15%増やすという目標を立て、結果として20%増やして関東で一位となり、社内表彰をいただきました。以前は、商品の魅力を全て伝えようとしていたのですが、ポイントを3つに絞って売り込んだことが、良い成果につながったのだと思います。

志望動機が終わったら、募集職種と待遇の再確認があります。入社後の仕事や給与、休日日数など、求職者と企業側で認識のズレがないようにこの場で再確認するのです。
もし、事前に仕入れていた情報と異なっている話をされた際は、その場で質問して確認しておきましょう。そうしないと、入社後に不利益を被るのは自分です。

待遇の確認がない場合がある!?

面接官によっては、志望動機の段階で合否を決めていることがあります。不合格の場合は待遇の確認をしても意味がないので、不採用を伝える暗黙のメッセージになっていることがあることを参考までに知っておきましょう。

面接の締めくくりとして、「何か最後に聞いておきたいことはありますか?」と聞かれます。自由に質問することができますが、一定のマナーがあります。

逆質問で守るべき3つのマナー

  • 調べれば分かるような安易な質問はNG
  • 面接官が話した内容について繰り返し質問しない
  • 面接官が答えづらい内容の質問は避ける

3つのマナーを破るだけで印象は一気に落ちるので、十分注意したうえで質問を考えましょう。反対に、仕事に対する熱意や意欲を伝えられれば、面接官に好印象を与えることもできます。逆質問をされたら、アピールするチャンスだととらえて、気を抜かないようにしましょう。

【厳選】おすすめの逆質問例6コ!

転職面接でおすすめの逆質問例がコチラです!

転職面接でおすすめの逆質問例

1.仮に採用していただける場合、入社までに勉強しておくといいことがあれば教えてください

2.私と同年代で入社して活躍している人で、どんな事例がありますか?

3.人見知りをしないので誰とでも親しくなれる自信があるのですが、職場の雰囲気はどのような感じなのでしょうか?

4.○○さん(面接官)が仕事をしていてやりがいを感じたことや嬉しかったことは何ですか?

5.御社でやりたいことを実現させたい時、提案などを臆せず行えるような環境でしょうか?

6.配属される部署の方が一日どのような流れで動くのか、簡単でもいいので教えてもらえますか?

面接の状況や求職者の興味関心の領域によって知りたいことは変わると思うので、どうしても思いつかないという方は上記の逆質問例を参考にしてみてください。

人材・育成コンサルタント石川将平
逆質問は最低でも1~2個は用意しておくのが理想
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面接官は自社に対する求職者の興味度合いを常に確認しています。興味度合いの高さをアピールできるのが逆質問です。逆質問は1~2個はしていきたいです。面接前に、企業HPやその他の情報媒体をみて、質問事項を考えます。質問事項を考える際は、企業からの期待内容と自分のやりたいことを照らし合わせた際に、疑問に思うことは何かと考えます。たとえば、「受講したい外部研修があった際、手を上げればご検討頂けるでしょうか」、「仕事を覚える中で生じた疑問はどんどん質問してもよろしいでしょうか」といった内容です。前向きで成長意欲を感じる逆質問は面接官の心を打ちますよ。

かばんを持つ人

最後は面接室からの退室です。逆質問が終わると「それでは本日の面接はこれで終了となります。お疲れ様でした」といわれるので、退室の準備に入りましょう。

お礼の言葉と伝えるタイミングに注意する

退室では、お礼の言葉と伝えるタイミングが肝心です。まずは、座ったまま「本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、本当にありがとうございました」と一礼しましょう。次に、椅子の横に立って「ありがとうございました。失礼いたします」とお礼を述べ、ドアの前で面接官の方に振り返り、もう一度「失礼いたします」と一礼します。
ドアを閉める際は後ろ手ではなく、面接官の方を見ながら静かに閉めましょう。

退室後も誰かが見ている

退室の動作がミスなく終わったからといって、気を抜いてはいけません。面接を行ったフロアやビルを出るまでは、社員に出会う可能性があります。忘れずにあいさつをしましょう。選考後に、面接官が他の社員に意見を聞く場合があります。もし、しっかりあいさつをしていて、好印象が残っていれば、「とても印象が良かったです」と面接官に伝えてくれる可能性もありますし、反対の場合もあり得ます。

また、スマホは会社を出るまで取り出さないようにしましょう。面接が終わってすぐにスマホを見ている光景は、面接が終わった瞬間に気を抜いていると思われ、あまり良い印象を与えません。マナーが身についていないと思われる可能性があります。

面接で聞かれる質問に答えることももちろん重要です。しかし、質問への答え方と同じくらい重要な点があります。「声」や「姿勢」などの、外見から得られる印象です。第一印象には見た目が大きく関わっています

大きな声を出すのは、面接において重要になります。やる気や自信がないように見え、印象が悪くなるからです。「大きすぎるかな」と思うくらいがちょうどいいです。

姿勢に関しても気を付けるようにしましょう。椅子に深く腰掛けつつ、背もたれにはつかないように座ります。また、面接官の正面を向くようにしましょう。

正しい姿勢は、大きくはっきりとした声を出すためにも重要です。背中が丸まっていると、声は出にくくなります。声と姿勢はリンクしているのです。

声や姿勢といった見た目を変えるだけで、話す内容が同じでも、印象が全く変わってきます。面接全体を通して、質問への受け答えにとらわれすぎずに、声が小さくなっていないか、姿勢は崩れていないかを常に意識しましょう。

人材・育成コンサルタント石川将平
特に第一印象が重要なので入室時には最大限の配慮を
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人の印象は最初の数秒で決まります。面接の場合は、入室時がそれに当たります。適度な声の張り、表情の柔らかさ、清潔感、お辞儀の綺麗さなど、面接官はとても注視しています。第1印象ではじかれると、マイナスからのスタートになってしまい、勿体ないですよね。具体的にみていきます。落ち着いてゆっくりと自分の声を聞くように発声しましょう。口角は少し上げます。スーツやシャツ、髪の乱れはないか、ネクタイは曲がっていないかチェックします。入室時のお辞儀は敬礼姿勢でしっかりと行います。回答内容の違い以上に、他の求職者との差別化を図れる絶好のタイミングであることを知りましょう。

ポイント

面接は入室前から始まっています。さらにいえば、前日の過ごし方が合否を分けるかもしれません。面接に行く前に確認しておきたいポイントを、以下で3つご紹介します。

1.面接会場・時間は再度確認しよう

面接会場や時間は、1回確認したからといって、安心してはいけません。もしかしたら、勘違いをしているかもしれないからです。前日には、会場と時間が間違っていないか再度確認してください。
また、スマホで面接会場までの時間を確認しても、実際に歩いて向かうとなると、想定通りにいかない場合があります。そのため、もしできるのであれば、事前に面接会場までの道順を実際に歩いて確認しましょう。

2.持ち物は前日までに鞄に入れておく

持ち物も、前日に確認して鞄に入れるようにしておくと安心です。特に、履歴書・職務経歴書、筆記用具などの必須アイテムは、必ず持っていきましょう。忘れ物をしないように、持ち物リストを作っておくことも有効かもしれません。

3.清潔感のある服装で面接に臨む

服装も、第一印象を決める大きな要素です。「清潔感」が大事と言われますが、具体的には、カビやタバコのにおいがしないか、シワがないか、フケは落ちていないかといったポイントを確認しましょう。また、夏の暑い日などは、汗ばんでいると悪印象を与えるので、面接会場に着いてから上着を着るのがおすすめです。

アドバイス

転職面接に対して不安を抱いている人は、面接対策が充実しているエージェントを利用してみましょう。以下で、3つご紹介します。

ハタラクティブ

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マイナビエージェント

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マイナビエージェント
地域 関東,東海,関西,九州 対象年齢 10代〜30代
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人材・育成コンサルタント石川将平
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対策の立て方が分からないという人は転職エージェントに相談してプロからのアドバイスをもらうのがおすすめです。

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