【HSP】繊細な人に向いている仕事は?

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目次

  1. 性格が原因で仕事に支障が…
  2. 1位は事務職!向いている仕事ランキング
  3. 無理せず働ける職種に。転職も考えよう

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HSP(Highly Sensitive Person)は、日本語で「とても繊細な人」と訳されます。病名ではありませんが、心理学の研究で使われており、その人が生まれ持った気質を指す言葉です。

繊細な性格の人の中には、職場の雰囲気に馴染めない、人間関係がうまくいかないと、仕事に関する悩みを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

例えば、「今質問したら迷惑をかけるかも」と上司や同僚の様子を伺うあまり、なかなか仕事が進まなかったり、質問自体にエネルギーを使ってしまったり…。また、周囲の音が気になって仕事に集中できないという方もいらっしゃるでしょう。

“繊細さん”の自覚がある500人にアンケート!

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繊細な気質をお持ちの方は、無理に自分を環境に合わせるのではなく、自分が気持ちよく働ける、性格に合った職種や職場を探してみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、求人情報サイトなどを運営する「ビズヒッツ」が、自身がHSP(繊細さん)だという自覚のある500人を対象に実施したアンケートをもとに、「実際に経験した繊細な人に向いている仕事」についてご紹介します。

調査概要

調査対象:ご自身がHSP(繊細さん)だという自覚のある方
調査期間:2023年3月12日~23日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性391人/男性109人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 21.6%/30代 42.4%/40代 24.4%/50代 9.0%/60代以上 2.0%

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自身がHSP(繊細さん)だという自覚のある500人を対象に、「実際に経験した繊細な人に向いている仕事」について質問したところ、上記のような結果となりました。

傾向としては、「作業に没頭できる仕事」や「在宅ワークがしやすい職種」がランクイン。その多くが人との関わりが少ない職種であることも事実ですが、「細かいことに気づいて正確な仕事ができる」という繊細な方の強みを活かせる仕事が多いことも注目ポイントです。ランクインしたそれぞれの職種を詳しく見ていきましょう。

1位:事務職

向いている仕事の1位は事務職です。回答者のコメントには、「ルーティン作業が多い一般事務職。イレギュラーなことが起こらず、パニックになりにくいため(23歳 女性)」「経理事務。毎月決まったルーティーンをこなすだけだから。ある程度自分のペースで仕事をこなせるのも、向いているポイントだと思います(39歳 女性)」といったものがありました。

集中して同じ作業を繰り返す、突発的な対応が少ないことが1位の理由のようです。これらに該当する職場の具体例としては、経理や法律事務などを挙げた人もいました。

2位:製造業

2位にランクインしたのは製造業です。作業や検品に集中できる、人との関わりが少なくコミュニケーションに悩みにくいことなどが、向いている要因として挙げられています。

ただ、工場によっては大きな音がしたり、独特の臭いがあったりします。また、質よりも量を重視してハードワークな職場も。職場を選ぶ際には注意が必要です。

3位:データ入力

3位はデータ入力です。ミスなく正確に入力することが求められるので、細部まで意識が行き届く方には向いている職種です。近年では、在宅で行えるデータ入力の仕事も多いのだとか。「人に惑わされず黙々と作業でき、繊細さが活かせる仕事だからです(34歳 男性)」といったコメントがありました。

このほかには…

4位はライター・校正、5位にはクリエイティブ系がランクイン。

いずれも1人で集中して取り組める、在宅ワークで行えるなど、人間関係が比較的楽な点が評価されています。また、細部まで目が届く、相手の気持ちや意図をよく汲み取れるため、ニーズにあった納品物を仕上げられるなど、繊細な方の特性を活かせる仕事であることも上位にランクインした大きな理由です。

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自分が職場に合わせようと無理をすると、場合によっては心も体も疲れてしまいます。どうしても自分に合わない仕事だと感じるなら、無理なく働ける職場や、自分の気質が活かせる職種に転職してみてはいかがでしょうか。

転職活動を行う際は、エージェントの活用を推奨します。転職エージェントは、担当する転職先の会社の内情に詳しいことがあります。独力で転職活動を行う場合と比べて、職場の雰囲気など、通常の求人では得られない情報を入手できる可能性が高まり、より相性の良い会社に転職できるかもしれません。

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