スカウトされやすい職務経歴書の書き方は?

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目次

  1. コンサルタントはどこを見ている?
  2. 職歴の記載不足でスカウトが送付できない…
  3. スカウトを送る際にフリーワードで検索するキーワード
  4. 職務経歴書・履歴書の作成でやってしまいがちな失敗例
  5. 悩んだらアドバイスをもらおう
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転職活動で必要になる職務経歴書。転職サイトでは、職務経歴書を登録しておくと、転職コンサルタントやエージェント、企業の採用担当者から“スカウト”されることがありますよね。一体どのような職務経歴書であれば、より多くのスカウトが届くようになるのでしょうか。

そこで今回は、エン・ジャパン株式会社が運営する転職サイト「ミドルの転職」上で、「同サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに行ったアンケート調査」をピックアップ。アンケートから分かった、「スカウトを送りたい/送りにくい職務経歴書」についてポイントをご紹介します。

調査概要

調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:ミドルの転職(https://mid-tenshoku.com/)を利用するコンサルタント
有効回答数:260名
調査期間:2023年8月31日〜9月6日

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ミドルの転職を利用するコンサルタント260名に、「スカウトを送る際に、職務経歴で特に注目しているポイントを教えてください」と尋ねたところ、回答は上記のようになりました。

1位は「職務内容が具体的に記載されているか」、2位は「経験社数・年数に対して職務経歴の記載が十分か」、3位は「職務要約が簡潔に記載されているか」です。

このほかにも、「在籍企業の実名記載があるか」「成果が定量的に示されているか」「記載内容に信憑性があるか」といった項目がランクイン。

こうした回答から、職務内容は具体的かつ簡潔である必要が伺えます。また、単に実績を列挙しても信憑性がないと疑われる場合も。成果を具体的な数値で示す、第三者にも伝わる固有名詞を交えるといった工夫が必要でしょう。

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また、「スカウトを送る際に、職務経歴書・履歴書の内容が不十分で送付判断ができない求職者はどれくらいいると感じますか?」と尋ねたところ…。48%以上のコンサルタントが「4割以上」と回答。

職務経歴書の内容を精査する前に、直近企業や過去在籍企業での職務内容、職務要約、転職・退職理由といった項目の記述が不十分でスカウトが見送られるケースは少なくないようです。逆に言えば、これらの項目の記載を充実させれば、スカウトされる可能性は上がると言えそうです。

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また、「スカウトを送る際にフリーワード検索で直近よく使うフリーワードがあれば教えてください」と質問。DXやテレワーク、業務改革、SaaS、クラウド、AWS、AIといったワードが並ぶ結果に。

こうした用語がある職務経歴書はスカウトの目に止まりやすいということが伺えます。これらのワードと絡めて、自身の職務経歴を紹介できないか、キャリアの棚卸しをしてみるといいでしょう。

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転職コンサルタントに「職務経歴・履歴書の作成でやってしまいがちな失敗例」についても聞いてみました。1位は「レイアウトが見づらい」、2位は「専門性やできることが曖昧」、3位が「仕事の成果に具体性がない」という結果になりました。

「レイアウトが見づらい」のほかにも、「情報を盛り込みすぎている」という回答も。これらから考えると、職務経歴書においては「正確に分かりやすく情報を伝える」という能力が問われていることも伺えます。

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なかなか上手く職務経歴書が書けないという方は、ぜひエージェントの活用してみては。第三者かつ転職のプロの視点から、自分のキャリアに関する意見、アドバイスがもらえずはずです。

「どのエージェントを利用したらいいの?」とお悩みの方は、業界大手の「doda」「リクルートエージェント」「ハタラクティブ」などをチェックしてみましょう。

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