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自己PRは第二新卒の転職成功のキーポイント
第二新卒で転職を成功させるには、自己PRが非常に重要になります。なぜなら、第二新卒は職歴が短い傾向にあるため、ポイントを押さえたアピールをしなければ他の中途応募者より劣ってみえてしまいます。
短い経験の中で、これから応募する企業にどんなメリットをもたらすことができるのか、それをアピールできるのが自己PRなのです。
「自己PR」と「自己紹介」はまったくの別物
自己PRと自己紹介を一緒に考える人が多いですが、両者はまったくの別物です。自己PRは、その名の通り「自分の能力や経験を相手にPRするためのもの」です。そのため、相手にどのようなことができるのか伝えるための、詳細で具体的な説明が必要になります。
一方、自己紹介は相手に知ってもらうための挨拶の意味合いのため、詳しい説明は求められず、短く簡潔に話さなければなりません。
企業が第二新卒に求めていることの理解が重要
自己PRをする上で、第二新卒がなぜ求められるのかを理解しておくことも非常に重要です。
とにかく若手を採用したい
少子化に伴い、中小企業を中心に若手の採用は困難になってきています。特に、新卒は大企業志向が高く、中小企業は新卒を採用しようとしても中々採用できないという状況にあります。その様な中、新卒ではないものの若手である第二新卒は、企業にとって貴重なターゲットとなっています。
育成に時間がかからない
人材不足ゆえに、育成にかける時間がないというのも企業側の本音のひとつです。大量に新卒を採用しても一度に研修を行えるような企業であればいいのですが、そうでない企業の場合、マナーや仕事のやり方をイチから教えるのは非常に手間がかかります。その点、第二新卒ならば基本的な仕事の仕方について理解しているので、育成コストを抑えられるのです。
自己PR作成のコツ3つ
第二新卒が自己PRを作る場合は、前の章で書いたような企業が求める要素、つまり「若手らしさ」と「新卒よりも手間が不要である」ことを踏まえてアピールする必要があります。以下に、アピールする際のコツを3つまとめましたので、参考にしてください。
1.若手らしい、何でも挑戦する姿勢を前面に出す
第二新卒の自己PR作成のコツのひとつは、「若手らしい、何でも挑戦する姿勢」です。企業にとって、スキル面であれば第二新卒よりも中途採用が上です。勝っている点としては、一般中途者よりも柔軟に物事に取り組める姿勢なので、その要素は必ず入れましょう。
2.今の自分が持っているスキルや知識は自信をもってアピール
一方で、若さだけでいえば新卒採用の方が勝っています。この点で第二新卒がアピールすべきなのが、「就職してから今まで身につけてきたスキルや経験」です。短い期間かとは思いますが、小さくてもいいのでできることは明記してアピールしましょう。細かい指示をもらわなくても、自分で学べることを伝えられると尚良いです。
3.スキルや知識が応募先の企業でどのように活かせるのかを記載
第二新卒が最後に自己PRでアピールすべきポイントが、「身につけたスキルや経験が応募先の企業でどのように役立つのか」です。例えば、いくら事務能力が高くても応募先が営業であればスキルが異なってしまいます。今とは違う業界や職種に応募するときも、必ずその業界や職種との共通点を見つけてアピールしましょう。
自己PRのサンプル例文集
それでは、実際に上記のコツ3つを踏まえた自己PRの例文をご紹介します。柔軟さ、持っているスキルや経験は何なのか、それをどう活かせるのかを意識して書くことが重要です。
自己PR例文①
私はお客様の小さな情報をすべてメモし、その情報に合わせて提案をするのが得意です。現職では旅行会社の個人営業カウンターで旅行商品のパックツアーを販売しています。私は、来店したお客様の情報についてはすべてメモしており、例えば初回の来店でお子さんが2人いるという情報があれば、次回来店された際にお菓子を2つ用意しておくなどのサービスを行ってきました。その結果、売上は一番若手ながらトップになりました。このスキルを使って、今度は御社の法人営業で細かいニーズをキャッチし提案できる人材になりたいです。御社の事業に共感しているため、どこの事業部でもチャレンジしてみたいと思っています。
自己PR例文②
私は2年間大企業で経理を行ってきました。元々細かい性格でサークルやアルバイト先でも会計係をすることが多かったので、非常に業務が合っており、2年間ミスなく業務を行えました。同時に、今までは紙で提出していた請求書を電子化する提案を行い、電子化を行うといった改善作業を行ってきました。若手に裁量をもって仕事を任せる御社でならば、私の提案をしていく能力とミスをしない能力の両方を活かせると思っております。また、経理以外の業務にも興味があるので、柔軟に対応致します。
自己PR例文③
私には、3年間の人材紹介会社の営業の仕事で培った、企業の人材ニーズを捉える力と情報を自ら取りにいく力があります。私は計50社の担当を持ち、それぞれの会社に対し派遣社員の紹介を行ってきました。ニーズを捉えるには企業に信用してもらう必要があり、頻度を決めて積極的に足を運んでいました。また、様々な会社に行く中で、事業がどのように動く時にどのような人材を求めているのか、すばやく捉えられるようになりました。これらの力は、御社の複数にまたがる部門の採用担当をする際にも活きると思っております。将来的には、採用以外の業務にも積極的に取り組んでいきたいです。
転職エージェントに自己PRを見てもらうという選択肢
コツを押さえることである程度企業の担当者の目にとまる自己PRは作成できます。さらに確実に通過できるようになりたい、また、難易度の高い大手を目指したいという場合は、転職エージェントに自己PRをみてもらうのもひとつの手段です。
「ハタラクティブ」や「マイナビジョブ20's」などが転職エージェントの業界大手として知られていて、年収UP・キャリアUPを目指す多くの人が利用しています。無料で利用できるのが大きな特徴で、世の中に出回っていない良質な非公開求人情報も数多く取り扱っています。
選考のための応募書類のアドバイスや面接対策など、サポートが充実しているので、初めての人には特にオススメ。もちろん利用は全て無料です。
ハタラクティブ
4.2
口コミ数:45
「ハタラクティブ」は第二新卒に特化した転職エージェントです。1対1で担当者がつき、自分にあった企業の紹介から、その企業に受かるためのポイントをおさえた指導までしてくれます。その一環で、面談時に自己PRの添削も丁寧に行ってくれるので安心です。
マイナビジョブ20's
3.7
口コミ数:40
「マイナビジョブ20's」は、第二新卒を含む20代に特化した転職エージェントです。大手のマイナビのサービスなので、企業情報や転職ノウハウは業界トップクラスです。
その情報を活かして、担当のキャリアアドバイザーが求人の紹介はもちろん、履歴書の添削や自己PR作成のアドバイスも行ってくれます。
就職Shop
3.9
口コミ数:6
「就職Shop」は20代の正社員就職に強い転職エージェントです。多くの20代を見てきた専門のキャリアカウンセラーが転職活動を親身にサポートしてくれます。
紹介される求人はすべて書類選考なしで面接が確約されているので、自己PR次第で面接通過率が大きく変わります。担当者に相談して、しっかりアドバイスをもらいましょう。
まとめ
このように、第二新卒の自己PR作成は新卒採用や中途採用にない魅力をアピールすることが大事になります。例文を参考にしながら、自分の経験とスキル、そして何ができるのかを自分なりの言葉で表現しましょう。
自信がない人は専門の転職エージェントを頼ってみるという選択肢もあります。20代を多く見てきたコンサルタントが無料でアドバイスしてくれるので、内定率もぐっと上がるでしょう。