東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。
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年収が少ないと自分のやりたいことが制限される
既卒・第二新卒で、「自分の年収を上げたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。年収が少ないと、プライベートでお金を使えず、貯金をしたくてもできないかもしれません。20代の半数以上が今の給料に満足していないという調査結果もあります。
年収を上げたい人は多いですが、では、具体的にどうすれば年収はアップするのでしょうか。年収を上げる方法について説明していきたいと思います。
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年収を上げる4つの主な方法
年収を上げることができる方法を、以下で4点ご紹介します。どの方法もメリット、デメリットがあるので、比較して自分に合った方法を見つけてみてください。
1.現職において昇給を目指す
まず1つ目は、今の会社で昇給を目指す方法です。昇給するためには、勤続年数に応じて給与が上がるのを待つか、スキルを磨くなどして昇進するかのどちらかの方法が考えられます。
現在の仕事を続ける中で、年収を上げたい人にとっては良い方法かもしれません。ただ、勤続年数によって給与が増えるのを待つという方法では、会社によってはそこまで上がらない場合がありますし、何より時間がかかります。昇進を目指すとしても、必ず昇進できるとは限りません。
2.資格を取得して「資格手当」をもらう
資格を取得して年収を上げようと考える人も多いと思います。取得した資格によっては、スキルアップしたとみなされて昇給につながることがあり、目に見えやすい点でいうと、「資格手当」がもらえる場合もあります。資格を取得したことによって支給される報奨金のようなものです。
しかし、資格を持っていても、年収が大幅に上がることにはつながりません。厚生労働省の調査によると、資格手当は1人あたり月平均で約2万円で、決して高いとはいえません。毎月支給されるのであればそれなりに年収は増えるかもしれませんが、一時金での支給であれば、なおさら年収は上がらないでしょう。
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3.副業で新しい収入源を作る
本業で年収を上げられない場合、副業という選択肢もあります。副業を始めると、場合によっては会社からの給与とは比較にならないほど、収入を得られることもあります。
ただ、懸念点も多いです。大きく3つあります。まず、特に大きな理由として、収入を上げるのは簡単ではないことが挙げられます。副業とはいえ事業を行うわけですから、損をすることもあります。原価などがかかる副業の場合は、赤字になることもあり得ます。収入を得られたとしても、年収が目に見えて上がっていると思える額を稼ぐのは簡単ではありません。
2つ目の懸念点は、時間の確保です。どんな副業をするにしても、何らかの作業に時間を割かなければなりません。本業をやりながら副業の時間を確保するのは、意外と大変なことが多いです。3つ目は、会社の規定に触れる可能性です。企業によっては就業規定などで副業を禁止しているところが多いです。規定に反して副業をしていることが分かれば、減給などの処分が下される可能性があります。
4.より高年収が見込める会社に転職する
最後にご紹介するのは、転職という選択肢です。年収は、会社を変えれば数百万円単位で上げることもできます。同じ業界や職種でも、年収に差が出る場合はあります。現職よりも高い年収が見込める会社に転職することによって、大幅に給料を上げることができるかもしれません。
懸念点としては、他の方法と比較して簡単ではない点が挙げられます。転職するためには当然選考を受けて内定をもらわなければいけないため、難しいのです。
年収を上げる単純な方法とは
年収を上げる方法を4つご紹介しました。では、どれが単純で効果のある方法なのでしょうか。
実は転職が近道といえる?
意外に思われるかもしれませんが、転職することが年収を上げる近道だといえます。他の3つの方法は、年収がアップしにくかったり、リスクがあったり、短期的には年収が上がらなかったりといったデメリットがあります。転職の場合は、年収アップを目的としたものなら目に見えて給料が上がりますし、短期的にも実現できます。
そもそもあなたが在籍している会社が属する業界自体が、平均年収が低い業界である、という可能性もあります。あなたの年収を大きく上げる最も手っ取り早い方法は、業界全体の平均年収が高い業界に属する会社に転職をすることです。会社の周りの目を気にしながら副業をするよりも、そもそも平均年収の高い業界の会社に転職した方が、簡単にあなたの年収を上げることができます。私の友人も異業界に転職しただけで年収が200万円くらい増えました。
転職エージェントに相談すれば年収も内定率も上がる?
転職をすれば年収が大幅に上がる可能性がありますが、実際に転職をするとなると不安ですよね。一人でやろうとすると、求人探しや選考対策など、やることが多く大変だと思うことも多いでしょう。
そこで、転職エージェントに相談してみるのはどうでしょうか。高年収求人の情報を提供してくれますし、面接対策などのアドバイスもしてくれます。相談だけからでも乗ってくれるので、ぜひ一度登録してみてください。
高年収の求人紹介や年収交渉をしてくれる
また、高年収の非公開求人を紹介してくれたり、年収交渉をしてくれたりする場合もあります。年収アップの可能性が高まるとともに、どのくらい年収が上がるか、より正確に知ることができます。
年収を上げたい人におすすめのエージェント3選
「パソナキャリア」は転職後年収アップ確率が約67%と非常に高く、実績による信頼度は高いです。カウンセリングから起業への推薦まで、コンサルタントによるサポートも充実しています。オリコン顧客満足度調査の転職エージェントランキングで、第1位も獲得しました。
パソナキャリア
3.7
口コミ数:38
「doda」は求人数の多さが日本最大級であり、大手企業の求人も多く紹介できます。doda限定の求人もあり、高年収・好条件の求人も含まれています。
doda(デューダ)
4.2
口コミ数:57
「リクルートエージェント」で転職した人のうち、6割以上の人が年収を上げることに成功しています。年収交渉の代行も積極的に行っているので、年収アップにつながりやすいです。転職支援実績No.1という安心感もあります。
リクルートエージェント
3.9
口コミ数:71
年収を上げたい人にはおすすめできない方法2つ
最後に補足として、年収を上げたい人にはあまりおすすめできない方法をご紹介します。独立する方法と、残業を増やす方法です。
起業はリスクが伴う
独立して経営者になり、成功すれば年収を上げることができるでしょう。しかし、自分で起業するのは簡単ではありませんし、経営がうまくいく保証もないのでおすすめできません。そもそも起業というのは、何かやりたいことがあって始めるもので、収入を増やしたいから独立するというのは、悩みと解決策が合っていないと思われます。
残業のしすぎもオススメできない
また、残業を増やし、残業代の額を多くするという方法もあります。これは、ストレスが溜まったり体調を崩したりする原因になりかねず、リスクが大きいです。最近は残業代が固定になっている会社もあるので、この方法はより使いにくくなるでしょう。
エージェントを最大限活用して高年収企業に転職しよう!
年収を上げる方法を4つほどご紹介してきました。その中でも、転職をすることがシンプルで効果の高い方法だといえるでしょう。
ただ、高年収の企業への転職を成功させるにはそれなりの努力が必要です。自分ひとりですべての選考対策をやるのは大変だと思います。そんな人はエージェントの力を借りて、内定率を高めることをおすすめします。
エージェントを最大限活用して、年収アップを実現させましょう!
この記事で紹介したサービス
- 全国36拠点の人材事業「doda」
- 東証1部上場「リクルートエージェント」
年収を増やすことは一朝一夕にはできません。どんなに短くても5年ぐらいの期間でどれくらいまで増やしたいのか?そのためにはどんなことをすれば良いのか?ということを綿密に考えるのです。会社に所属しながら年収を増やそうと考えているのでしたら、あなたが在籍している会社の給与規定をよく読んで判断し、場合によっては、もっと高い年収が望める会社を知っている転職エージェントの方に相談してみましょう。長い期間で考えることにより、無理がない年収アップが実現しやすくなります。
副業をしようと考えているときに最初に行うことは、あなたが在籍している会社の副業規定を刮目して読むことです。どこまでOKでどこからがNGなのか、ここのところを確認するのです。私がかつて在籍していた会社は、アパートの大家さんやアフィリエイトはOKでした。しかし、アルバイトは全てNGでした。こういった細かい規定を徹底的に理解し、あなたの会社の中でOKな副業を見つけましょう。一見NGでも意外にOKな副業も結構多くあります。