東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。
目次
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日本人の平均年収はどれくらい?
「日本人の平均年収っていくらなんだろう?」「自分の年収って高い?低い?」
こういった疑問を持ったことがある人は多いのではないでしょうか。自分の年収を誰かに伝えることはお互い中々ないため、比較が難しいと思います。
ここからは、日本の平均年収事情について詳しく見ていきましょう!
平成29年度の平均年収は約304万円
厚生労働省が公開している「賃金構造基本統計調査」によると、平成29年度の平均年収は「304万円」という結果が出ています。詳細を確認すると、男性が「335.5万円」、女性が「246.1万円」となっています。
男女でだいぶ差はありますが、平均である304万円を目安として覚えておきましょう。
▼参考資料
平均年収は少しずつ上がっている傾向にある
上のグラフより、直近3年間の平均年収は並行状態ですが、徐々に上がってきていることが分かります。男女別の内訳で見てみても、両者増加しているのでいい傾向だといえるでしょう。
内閣府が公開している「四半期別GDP速報」によると、国内総生産(GDP)が年々増加していることが平均年収が上がってきている大きな要因だと推測できます。アベノミクスなどで経済の循環が良くなっている証拠でしょう。
▼参考資料
自分の年収がホントに適正かどうか気になる方は
日本の平均年収をご紹介しましたが、今の自分の年収が適正かどうか気になった方もいるのではないでしょうか。特に、平均年収より低い人は、自分の適正を知らなければ損をし続けてしまいます。そのため、簡単でもいいので一度確かめてみてはいかがでしょうか?
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「年齢」と「地域」でみる平均年収
年収は、すべての労働者に平等ではありません。同じ仕事をしていても、年齢や地域によって、その金額は大きく異なります。そのため、自分の年齢と今住んでいる地域の平均年収を知っておきましょう。
年齢別平均年収では50~54歳がトップ
大卒者を対象に、年齢別で平均年収を見てみると、男性は50~54歳、女性は60~64歳がトップという結果になりました。やはり、この年代になると管理職などの役職持ちが増えることが、年収が高くなる一番の要因でしょう。当然ですが、男女ともに20代前半が一番平均年収が低いです。
都道府県別では「東京」が断トツで1位
都道府県別で平均年収を見てみると、やはり東京都が377万円と断トツで1位でした。一番低いのは青森県の234万円となっており、東京と比較すると約140万円もの差が生まれています。物価の違いや最低賃金が大きく関係していると予想できます。
全国の平均年収である304万円を超えていたのは、「東京・千葉・神奈川・愛知・京都・大阪」の6箇所だけでした。
平均年収が低い業種は?
年齢別、都道府県別で見てきた次は、業種に着目してみましょう。業種に関しては、平均年収の高い東京であろうが50歳以上であろうが、低いものは低いです。
それでは、どういった業種が低いのでしょうか。自分の業種と比べてみてください。
「宿泊業・飲食サービス業」が最も低い
男女の平均値を出した結果、一番平均年収が高かったのは「教育・学習支援業」でした。
反対に、一番低いのが「宿泊・飲食サービス業」です。理由として、宿泊・飲食サービス業は非正規社員(アルバイト・パート)が多いことが挙げられます。一般的に、アルバイトなどは正社員と比べると給料が低い傾向にありますので、全体平均を押し下げているのでしょう。
年収をアップさせる方法とは
日本の平均年収事情が分かったかと思います。自分と比べてみてどうでしたか。高かった人がいれば、低いと感じた人もいるでしょう。
もし、平均より低いのであれば、以下で紹介する年収アップの方法を実践してみてください。
今の職場で役職を上げていく
今の職場にいながらできる年収アップの方法は、役職を上げていくことです。役職が上がると、管理職手当などの「役職手当」がつきますので、年収もアップします。
役職を上げる方法には、勤続年数を評価してもらうパターンと、実績を重ねてポジションを勝ち取る2つのパターンがあります。自分の今の現状を加味して、どちらが現実味があるか考えてみましょう。しかし、役職もちになるには、数年~数十年の時間がかかることは知っておいてください。
年収の高い企業に転職する
2つ目は、今より年収の高い企業に転職することです。転職をすると、絶対ではありませんが、年収が上がるケースは多いと言えるでしょう。
年収を上げる方法としては、役職を上げるよりも、転職をする方が手っ取り早いでしょう。今すぐに年収を上げたい方は転職するのをおすすめします。
転職すると年収は上がる?
年収を上げるために転職するという話はよく聞くと思いますが、実際に年収アップした人がどれくらいいるか知っていますでしょうか。
リクルートワークス研究所の調査によると、正社員で転職して10%以上年収が上がった人の割合は35.4%で、年収ダウンした人よりも大きいようです。また、年齢で年収アップの割合を見てみると、34歳以下での転職だと段違いにアップしています。さらに、2倍以上年収アップしたという人の割合が一番大きいという結果も出ているのです。
▼参考資料
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転職サイトよりも「エージェント」の方が年収アップに強い
転職するとき、マイナビやリクナビなどの転職サイトに登録する人が多いと思いますが、年収アップしたいのであれば「転職エージェント」を使うのがオススメ。
転職サイトは自分で求人を探して応募することしかできず、給与交渉も言い出しづらいと思います。しかし、転職エージェントには高年収の優良求人が多いうえに、プロが応募企業に年収交渉をしてくれるため、求人票より年収が上がることが多いです。
転職サイトは、年収や勤務地といった希望の条件をあなた自身でひとつずつ設定し、自身で候補となる会社を見つけなければなりません。自分で全てのプロセスをやりたい、という方にはオススメの方法です。一方で転職エージェントは、あなた自身の希望する条件を伝えれば、あなたに合う企業を代わりに探し出していただけます。さらに転職エージェントの方は、企業の事情も熟知しているため、内定を得やすい企業を選んでいただけることも重要なポイントです。
年収アップに強いおすすめの転職エージェント
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年収アップへの一番の近道は転職!困ったらエージェントに相談しよう
自分の年収が平均より低いと感じ、少しでも早くアップさせたいと思う人は転職をするのがおすすめです。しかし、今の職場で役職を上げて年収アップを狙うのには時間がかかりすぎるという現実があります。
そのため、転職をするときは転職エージェントを頼るのがいいでしょう。言い出しづらい年収交渉もプロが代行してくれますので、年収アップの可能性が高まりますよ。
転職エージェントを使ったことのある人はまだまだ少ないかもしれませんが、基本的に人材業界の大手が運営しているうえ、サービスの利用は完全無料です。まずは気軽に相談から始めてみてはいかがでしょうか。
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