既卒の面接で失敗しないための全知識~頻出質問・志望動機・自己PR・服装~

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目次

  1. 既卒の面接で頻出の質問TOP3
  2. 既卒の志望動機の作成方法と例文
  3. 既卒の自己紹介・自己PRの作成方法と例文
  4. 既卒の面接の服装は新卒時と一緒でOK
  5. 既卒の面接対策は就職エージェントが頼れる
  6. まとめ

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既卒の就活が難しいといわれているのは、新卒でも一般中途でもない、独特な採用基準があるからです。既卒という特殊な部類に入る以上、既卒ならではの面接対策をしなければなりません。
そのために、プラスの理由で既卒になったということを、面接官からの質問への回答と自己PR、志望動機を通して伝えていきます。また、初めに懸念がある分、第一印象がより大事となるため服装にも気をつけるようにしましょう。

それでは、ひとつずつ順を追って解説していきます。

面接

既卒の面接では、新卒・中途採用にはない独特の質問がされます。この質問に答えられるかどうかが既卒の面接では最も重要ですので、以下でご紹介する3つの質問は必ずおさえておきましょう。
これらの質問に回答できると、採用担当者が既卒に対して抱えている懸念を払拭することが可能です。

1位:なぜ既卒になったのですか?

一番良く聞かれるのが、なぜ既卒になったのかの理由を問うものです。これは、「怠けて既卒になったのでは」という企業側の懸念を確認するためにされます。こちらを答えるときには必ずプラスの理由にしなければなりません。
例えば「一度就職活動をした結果、もっと英語を勉強して外資系に挑戦したいと思ったからです」といった理由は好印象です。たとえ本当はマイナスな理由であっても、ストレートに伝えるのは避けましょう。

2位:卒業してからは何をして過ごしていたのですか?

次によく聞かれるのが、卒業してからは何をして過ごしていたのかです。これも、何もせず過ごしていたといった内容だと悪印象になりますので、就職活動のためにしていたことや打ち込んでいたこと、努力していたことなどを伝えるようにしてください。

3位:なぜ今このタイミングで就職しようと思ったのですか?

3つ目がなぜ今このタイミングで就職しようと思ったのかという質問です。特に、卒業してからの期間が長いほど頻出となります。これまでの既卒生活から抜けて就職しようと思ったきっかけは、前向きでなければなりません。

例えば、「親に就職しろと言われたから」ではなく「希望している職種に関する資格が取得できたから」などです。

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【回答例あり】既卒になった理由を面接官に印象よく堂々と答えるコツとは

既卒に限らず「最後に何か質問はありませんか?」も聞かれる

既卒に限った話ではありませんが、「最後に何か質問はありませんか?」と逆質問が求められることが多いです。逆質問は、相手の会社のことをよく調べた上でしなければなりません。万一、ホームページに載っているようなことを聞いてしまった場合、「何も調べていないな」と悪印象をもたれてしまいます。可能であれば、既卒であることを活かせるような質問ができるとさらに良いです。

既卒におすすめの逆質問例

  • 「私は1年かけて○○を行ってきたのですが、これは御社の○○の事業で活かすことはできますでしょうか?」
  • 「御社は既卒人材の採用も積極的に行っているようですが、既卒人材に特に期待していることがあれば教えてください」
男性と女性

既卒の就職活動では志望動機も非常に重要です。なぜなら、志望動機が一番「なぜ既卒になったのか」をポジティブに伝えられる機会だからです。以下で、志望動機の作成のポイントと例文をご紹介しますので、参考にしてみてください。

志望動機作成のポイント

既卒の志望動機では、「自分はなぜ既卒になり→志望するまでにどんなことをやってきたのか→その結果なぜその応募先企業をいいと思ったのか」という構成にすると説得力が増します。特に、既卒になった理由と応募先企業の理念や事業を繋げることを意識しましょう。

面接官に好印象な志望動機【例文】

志望動機例文

私は、旅行会社の中でも御社の海外展開を望む企業の視察旅行の提案に最も力を入れているところに魅力を感じたので、御社を志望します。元々私は旅行会社の個人営業志望でしたが、昨年御社の説明会に参加し、そのような事業に力をいれていることを知りました。そこから、「もっと英語の勉強をすべきだ」と感じ、1年間アメリカに留学をしました。今ではTOEICが900点あり、海外の方とのコミュニケーションも円滑にできます。私は、この語学力とコミュニケーション能力を使い、御社の視察旅行の事業に貢献したいです。

男性と女性

次に、既卒の自己紹介と自己PRの例文についてです。
自己紹介は挨拶程度のものですので、面接官がより聞きたくなるようなキーワードを散りばめ、文章を短く簡潔にすることが重要です。一方で、自己PRは相手に魅力的に映る自分のスキルや能力を具体例を交えてアピールしなければなりません。
例文を参考にして両者の違いを具体的に理解し、自分なりの言葉で作成してみましょう。

自己紹介例文

はじめまして。エージェント花子と申します。現在はアナウンススクールに通いながら、司会のアルバイトをしています。昔から話すことが大好きで、他にも学童での読み聞かせボランティア活動をしています。趣味はフットサルをすることです。よろしくお願い致します。

自己PR例文

私は、相手から受け入れられていない環境でも、密なコミュニケーションをとることで信頼を得ていくことが得意です。昨月まで行っていたアメリカ留学の際は、日本人がひとりもいない合唱部に入部をしました。初めは「日本人と一緒にはやりたくない。何を考えているか分からない」などと言われましたが、毎回誰よりも早く活動に向かい、自分から話しかけていくことでだんだん打ち解けるようになりました。留学から帰る前には、「是非このメンバーで発表会がしたい」と自分で出演できるイベントを見つけ、メンバーに声をかけて出演まで行いました。メンバーからは「ずっとこういった機会が欲しかった。君がいてくれてよかった」と喜ばれました。
御社でも、初めはあまり受け入れてもらえない新規開拓の営業先に足繁く通い、信頼を得ていく人材になりたいです。

男性

最後に、既卒の面接での服装について解説します。既卒の面接の服装は基本的には新卒時と一緒で問題ありません。ただし、怠けているような印象にならないよう、髪、襟元、靴など、細かいところは新卒時より注意して整えるようにしてください。

男性の面接時の服装

まず、ネクタイはきれいに結んでください。色は若々しく見えるよう、派手すぎない範囲で明るめの色を選ぶと良いです(赤がおすすめ)。その他、男性で特に注意すべき点が髪と靴です。髪については、鏡で後ろが見えないこともあり、寝癖がそのままになっていることが多々あります。また、靴もきちんと磨いていないとほこりが目立って汚く見えるので、面接の前日にチェックして磨き直すようにしましょう。

女性の面接時の服装

女性の場合、一番目立つのが髪型やアクセサリーです。まず髪型についてですが、長い場合はひとつにまとめるとすっきり見えます。短い方は、はねているとだらしなく見えますのでドライヤーやワックスを使って整えましょう。アクセサリーについては、時計以外は基本的には身につけない方が無難です。
また、スカートかパンツかで悩まれる方が多いですが、こちらはどちらでも問題ありません。自分に似合う方を選択しましょう。

女性

既卒の面接対策は「就職エージェント」を頼ることが有効です。特に、大手ではなく既卒に特化した就職エージェント選ぶのがコツです。何人もの既卒の就職を成功させているので、ここまで紹介してきたような面接対策を具体的にアドバイスしてくれるでしょう。
登録と利用はもちろん無料で、面接対策だけでなく求人紹介や面接日程調整なども代行してくれるので、就職活動を効率的に進めていけます。

以下でおすすめの既卒特化型就職エージェントを3社ご紹介しますので、詳細を見てみてください。

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ハタラクティブ

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は既卒の就職を中心にサポートしているエージェントです。若年者を対象とした就職エージェントの中では最大手で、求人数やサポートの質には高い評判があります。公式のデータを見てみると、難しいといわれる書類選考通過率は90%を超えており、利用者の内定率は80%以上となっています。
また、利用者の約半分は就職経験のない既卒やフリーターばかりなので、気軽に相談することができるでしょう。

ウズキャリ既卒

ウズキャリ既卒

「ウズキャリ既卒」は既卒に専門特化した就職エージェントです。最大の特徴は他社よりも10倍時間をかけて就職サポートしてくれる点で、2時間にも及ぶ充実したカウンセリングや求人紹介、書類添削などを丁寧に行ってくれます。
また、利用者の内定率は86%と既卒の就職支援の中ではトップクラスなので、丁寧なサポートを受けて就職を確実に手にしたい人におすすめです。

JAIC

ジェイック

「JAIC」は既卒やフリーターに特化した就職エージェントです。マナー講座や無料の就活講座が充実しているので、JAICを利用した就職活動は通常よりも2倍の就職成功率を誇っています。
入社してから後悔しない就職ができるように、給料や福利厚生、社風などを事前にしっかり説明してくれるので、定着率と満足度は94.3%となっています。

既卒者は企業から「怠けて既卒になったのでは」という目で見られてしまい、新卒や一般中途と比べるとやや不利になりがちです。しかし、そのことをきちんと理解して事前に対策を行うことで、好印象をもってもらうことは十分可能です。本記事で紹介した、頻出質問の把握、魅力的な志望動機や自己PR作成の方法、面接時の服装は最低限おさえておきましょう。
自分だけで面接対策をするのが不安になったときには、就職エージェントを頼ることもおすすめです。既卒の就職支援のプロがいちから丁寧にサポートしてくれるので、安心して就職活動を進めていけるでしょう。

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