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転勤を言い渡された!あなたはどうしますか?
「来月から、他県の○○支店へ転勤をお願いします」
会社で突然このように告げられたら、皆さんはどうしますか? 二つ返事で「はい」と返答する人は少ないでしょう。
多くの方には転勤したくない、またはできない何かしらの理由があると思います。会社からの辞令には従わないといけない、でも転勤はしたくない…と、葛藤が続いてしまうでしょう。
約7割の人が転勤に対してネガティブな見解を示している
他の人の転勤に対する認識はどうなっているのでしょうか?
独立行政法人 労働政策研究・研修機構の「企業における転勤の実態に関する調査」によると、「できれば転勤したくない」という設問に対して、「思う」と答えた割合が39.6%、「思わない」は20.1%、「分からない」が29.0%となっています。
転勤をしたくない人と迷っている人が多くを占めているのです。転勤に対してネガティブな見解を示している人が多いことが分かるでしょう。
▼参考
転勤と転職のどちらを選ぶべきなのか...
転勤はしたくない、けど会社からの命令だから...。そう迷っている人に新たな選択肢が浮かんでくるのではないでしょうか。そう、転職です。
転勤するくいなら、いっそのこと転職した方がいいのではと考えてしまう人もいるでしょう。しかし、そこでもまた、転勤と転職のどちらを選ぶべきなのかという問題が生まれます。
どうしても転勤ができない理由がある人は
転勤と転職のどちらを選ぶかは、一人ひとりの事情によって異なります。
転勤するかどうか迷った場合は、まずはなぜ転勤したくないのかを考えてみてください。その結果、転勤したくないのではなくどうしてもできない理由があるという人は、転職にチャレンジした方がよいでしょう。
転勤を断る理由がない場合は受け入れる
一方で、転勤を断る理由がない場合は受け入れてみるのも一手とも言えます。
転勤は、職を失わずに新しい環境の中で新しいことにチャレンジできる絶好の機会です。先ほどの「企業における転勤の実態に関する調査」によれば、転勤して職業能力が上がったと答えた人は7割以上いるとされています。「スキルアップのための転勤」と、ポジティブに考えるといいかもしれません。
加えて言えば、そもそも転職が成功するか分からない上、場合によっては今より条件が悪くなるなどのリスクもあります。転勤を断る理由がなく、他に大きな不満がないのであれば、転職のリスクを進んで取る必要はないでしょう。
転勤も転職もしたくない人がとるべきたったひとつの行動
転勤を選択した方がいいのか、または転職を選択した方がいいかは人それぞれですが、中には転勤も転職もしたくない人もいると思います。
そんな人はどうすればいいのでしょうか?どちらかを諦めるしかないのでしょうか...?
会社に転勤命令の取り下げをお願いする
転勤も転職もしたくない人には、たったひとつの選択肢が用意されています。それは「会社に転勤命令の取り下げをお願いする」ことです。
転勤命令を取り下げてもらって、今の会社に残ることができれば転勤や転職を考えなくて済むでしょう。しかし、簡単に取り下げてもらえるわけではないことは知っておいてください。
転勤配慮を申し出た人たちの事情一覧
転勤命令は簡単に取り下げてもらえませんが、実際に免除された人もいるのは事実です。
「企業における転勤の実態に関する調査」には、転勤配慮を求めた人たちの事情として、下記の内容が記載されていました。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
転勤免除配慮の理由TOP5
1位:親等の介護→28.2%
2位:子の就学・受験→19.3%
3位:出産・育児→16.9%
4位:結婚→11.7%
5位:配偶者の勤務(共働き)→11.1%
これらの理由に共通するのは、自分1人の都合ではないことです。介護であれば両親、就学や出産であれば子ども、結婚や共働きであればパートナー。転勤が自分だけの問題で済まない場合は、会社に相談してみるといいかもしれません。
転勤か転職か、自分が後悔しない道を選択すればそれが正解
一人ひとり価値観や背景が異なるため、転勤をするかしないかの選択に正解はありません。転勤か転職か在職か、どれを選んだとしても自分が後悔しなければそれが正解とも言えます。
転勤が嫌だからという安易な考えだけで意思決定をせずに、あらゆるパターンを検討してください。転勤や転職は人生を左右しかねない一大イベントなので、「これだったら後悔しない」という選択肢を選んでくださいね。
転勤と転職で迷ったらエージェントに相談するのがおすすめ
転勤と転職、どちらの選択が今の自分に適切なのか…。どうしても結論が出ないことがあると思います。そんな人は転職エージェントに相談して、第三者からの意見を求めてみてはいかがでしょうか。
転職エージェントはいわばキャリアのプロです。しっかりとヒアリングをした上で、「あなたは転職すべきではない」とアドバイスできるのも転職エージェントならではです。相談だけでも問題ないので、転勤か転職かで迷ったらぜひ相談してみてください。
▼自分の条件からエージェントを探したい方はコチラ
自分が後悔しない選択をしよう
転勤か転職か。今の状況をしっかり把握・考慮して、あらゆるパターンの中から自分が後悔しない選択をとることをオススメします。
ひとりで結論を出すのが不安な人は、転職のプロであるエージェントに相談してみてください。きっとあなたの気持ちを理解したうえで背中を押してくれるはずです。