30代での転職を成功させるポイント~難しい?やっぱり遅い?~

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目次

  1. 30代での転職は難しい?やっぱり遅い?
  2. 30代の転職市場は年々活発になってきている
  3. 30代の転職では「即戦力」と「マネジメント力」が求められる
  4. 30代で転職するメリットとデメリット
  5. 30代での転職を成功させるポイント3つ
  6. 転職エージェントに相談して転職をサポートしてもらうのが効果的
  7. まとめ

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悩む

30代に突入した社会人のみなさん、「35歳転職限界説」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?その言葉通り、30代に入ると転職が難しくなるから35歳までが限界、という意味です。
30代での転職はこの言葉通り難しいのでしょうか?やはり転職するには遅いのでしょうか?

グラフ画像
※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

ひと昔前はたしかに30代での転職は難しかったです。しかし、今は状況が大きく変わってきています。
厚生労働省が平成29年12月に調査した「一般職業紹介状況」によると、30代の有効求人倍率が1倍を大きく上回り、年々増加傾向にあるようです。平成21年度はリーマンショックの影響で有効求人倍率が0.5倍まで落ち込みましたが、近年では1倍以上にまで回復しているので、30代にとっては転職しやすい状況となっています。

※有効求人倍率・・・求職者1人あたりに何件の求人が存在するかを示す数値(求人数÷求職者数)

▼参考資料

転職紹介人数も年々増加している

また、一般社団法人日本人材紹介事業協会の「人材紹介大手3社 転職紹介実績の集計結果」によると、こちらも30代の転職紹介人数は年々増加していると公開しています。
これらのことから、30代の転職市場は活発になってきているといえるでしょう。

※人材紹介大手3社・・・株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント/パーソルキャリア株式会社/株式会社リクルートキャリア

▼参考資料

ミドル層を獲得して経営地盤を固めたいという狙い

なぜ今30代が求めてられているかというと、企業はミドル層(中堅)を採用して自社の経営地盤を固めたいという狙いがひとつあるからです。フレッシュ化を狙って若い人材ばかりを採用するのもいいですが、それを取りまとめる経験豊富な中堅を企業は欲しているのです。

パソコン

30代の転職で求められるものは20代のころとは異なります。20代はポテンシャル採用で熱意などがみられていましたが、30代は「即戦力」「マネジメント力」が求められます。
これまでの経験とスキルをどう活かして貢献できるのか、リーダー格としてチームを引っ張っていけるのか、この2軸が大きく評価されます。

未経験職種への転職は無理ではないが難しい

未経験職種への転職を考える人もいますが、30代からではあまりおすすめできません。理由は2つあります。

30代で未経験職種への転職をおすすめしない理由2つ

  • 未経験職種に転職するとこれまでのキャリアを棒に振ることになるからです。前述しましたが、企業は即戦力などを求めているので、これまでのキャリアが活きない30代の採用はネガティブに考えてしまうでしょう。
  • 企業側が未経験者を採用する場合、よりフレッシュな20代を好む傾向が強いからです。今後の長期的なキャリアを形成していくにあたって、30代より20代の方が企業的には扱いやすいのです。

30代から未経験職種に転職できないわけではないですが、難しいということとリスクがあることは知っておきましょう。

ビジネスマン

30代の転職市場は盛り上がっていることが分かりましたが、そもそも30代で転職するのにはメリットはあるのでしょうか?反対にデメリットがあるのかも気になりますよね。

メリット:さらなるキャリアップや給与アップが大きく期待できる

30代で転職するメリットは、さらなるキャリアップや給与アップが大きく期待できることです。これまでのキャリアが評価されて今より一段階上の役職で採用されたり、それに伴って給与がアップしたりするのは20代よりも30代の方が圧倒的に多いです。

転職して前よりもハイレベルな仕事を任せられるのは、責任は増えますが非常に光栄なことだといえるでしょう。

デメリット:転職の失敗が自分だけの問題ではなくなる

30代になると、パートナーや家族を持っているという人も少なくないでしょう。そんな中でもし転職に失敗してしまうと、家族にまで迷惑をかけてしまいます。転職の失敗が自分だけの問題ではなくなるのです。
そのため、自分一人で考え込むのではなく、パートナーにしっかり相談してタイミングなどを決めていきましょう。

本

次に、30代での転職を成功させるポイントをご紹介します。できれば最短で転職を成功させたいですよね。しかし、ここから紹介するポイントを知らずに転職活動を進めても、失敗して長引くだけですよ。

キャリアの棚卸は必須!30代だからこそ自己分析を充実させよう

何ができてどう貢献できるのか、それを伝えられなければ即戦力であることをアピールできません。そのため、これまでのキャリアの棚卸を含む、自己分析を充実させておきましょう。
自分という商品を企業に売り込むためには自分を知らなければ話になりません。30年生きてるんだから自分のことはよく分かっている、そう思っていても実は知らないことは多いものです。自己分析をすることで強みと弱みがはっきりして、自分の何を売り込むべきなのかがはっきりしますよ。

熱意だけはNG!企業が求めている人材であることをアピール

面接では20代のときみたいに熱意をアピールしてもそこまで効果はありません。もちろん熱意は大事ですが、それ以上に企業が求めている人材であるかどうかが重要なのです。マネジメント経験がある30代を求めているのに、「マネジメント経験はないですがやる気はあります」などといっても企業には刺さりません。
"あなたたちが求めていることは私であれば実現できますよ"といえる30代の方が欲しいと思われます。

こだわりと妥協点を見極める

転職では条件を多く求めがちですが、多少の妥協も大事です。すべての条件がマッチする企業はそうそう見つからないと思います。しかし、それを妥協せずに探し続けると時間だけが過ぎてしまいかねません。
求める条件には優先順位をつけ、こだわりたい点と妥協点を見極めましょう。

握手

転職を成功させる方法は実は他にもあります。それは転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは求人紹介や選考対策、年収交渉、退職フォローなど、転職活動のすべてを無料でサポートしてくれます。転職サポートのプロからのアドバイスはどれも有用なものばかりで、転職に対する不安や悩みを解消してくれますよ。

ここで、30代におすすめの転職エージェントを厳選して2社ご紹介するので、気になったら詳細を見てみてください。

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【2023版】30代に本当におすすめできる転職エージェント4選

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「リクルートエージェント」転職業界でNo.1の求人数と実績を誇っているので、まず登録しておくべきエージェントの筆頭に挙げられます。
30代前半で、より多くの選択肢の中から企業選びをしたい人におすすめです。

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30代での転職は難しいといわれていますが、実際はそうではありません。簡単というわけではないですが、昔より転職市場は盛り上がっており、30代を求める企業が増えてきています。
転職を成功させるためにも、企業が求めている人材であることを全面的にアピールしていきましょう。もし転職に不安な場合は転職エージェントに相談してサポートを受けるのも非常に効果的です。

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