大学卒業後、大手経営コンサルティング会社を中心にして、人事、営業、組織力をテーマにした経営コンサルティングに従事。採用に関する支援では、県庁、各自治体、民間企業において、多数の実績あり。さらに、個人向けの就職、転職支援も並行して行っている。個人別支援を経て、希望企業への内定取得実績多数あり。現在、国、各自治体、民間まで組織力強化に関するあらゆるテーマで研修を実施しており、その分かりやすさには定評がある。
目次
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仕事が楽しくない人は人生の1/3を損している
今の仕事は楽しいと言えますか?
この質問に対して自信を持って「楽しい」といえる人がどれだけいるのでしょうか。おそらく楽しくないと思っている人の方が多いと思います。
多くの人の仕事に費やす時間は、およそ1日の1/3ほど。つまり、仕事が楽しくないと「人生の1/3を損している」ことになります。仕事は基本的に8時間労働ですので、1日の1/3は働いていることになります。もっというと、残業を含めれば人生の半分を損することにもなりえるでしょう。
仕事を楽しいと思うためにも、まずは楽しくないと感じる理由を明らかにすることが大事です。
仕事が楽しくないと感じるのはなぜ?
仕事が楽しくない理由は人それぞれありますが、代表的なものとして以下の4つが考えられるのではないでしょうか。
人生におけるムダな時間を過ごさないためにも、まずは仕事がつまらないと感じる原因を明らかにして、その上で改善策を練りましょう。
仕事が楽しくないと感じる理由4つ
- そもそもやりたい仕事ではない
- ルーティンワーク化していてやりがいを感じない
- 仕事で成果がまったく出ない
- 正当な評価がされずに給料が一向に上がらない
1.そもそもやりたい仕事ではない
仕事が楽しくないと感じる原因の一つ目が、そもそもやりたい仕事ではなかったです。人にはやりたい仕事とやりたくない仕事があります。しかし、すべての人がやりたい仕事に就けるわけではありません。妥協して入社した会社で、興味すらない仕事をしていても、それは楽しくないでしょう。
2.ルーティンワーク化していてやりがいを感じない
仕事がルーティンワーク化(決まりきった仕事)してやりがいを感じないのも、原因の一つです。もちろん、決まりきった仕事を好む人もいるので一概に言えませんが、毎日同じことをしていると飽きてくる人が多いでしょう。
「やりがいがあれば多少の残業をも厭わない」なんて人もいるくらいですので、仕事へのモチベーションという意味でも、やりがいは大事になるのです。
3.仕事で成果がまったく出ない
仕事が楽しくないと感じる原因の三つ目が、仕事で成果がまったく出ないです。真面目に仕事をしているのに成果がまったく出ない、目標を達成できない。そんな状況が続くと、誰だって気分が落ち込んで、仕事が楽しくないと感じるものです。
また、成果が出ないと他人からの評価を受けることさえできず、負のスパイラルに陥ってしまうでしょう。
4.正当な評価がされずに給料が一向に上がらない
労働者の仕事に対する会社からの報酬はお給料です。そのため、正当な評価がされずに給料が一向に上がらないと、仕事が楽しくないと感じる原因になってしまいます。
成果が上がっていないのであれば、何もいう資格はありません。しかし、実績があるのにそこを評価されずに妥当な報酬が得られないのであれば、誰だって不満は出てくるでしょう。生きていくためにはお金が必要ですので、仕事をする上で給料などの待遇を大事にしている人は多いのです。
5.職場の人間関係が悪くて気が重い
最後に紹介する仕事が楽しくないと感じる原因は、職場の人間関係が悪くて気が重いです。職場での人間関係は非常に大事です。極一部を除いて、一人でできる仕事などはありませんので、常に協調性・チームプレイが求められます。
厚生労働省の「平成28年度雇用動向調査」からも、「職場の人間関係が好ましくなかった」という理由で転職している人が多いことが分かります。あなたも実際に上司や同僚と人間関係をこじらせて、悩んだことがあるのではないでしょうか。
▼参考
仕事が楽しくないのは向き不向きの問題が大きい
ここで一つ知っておいてほしいのが、その仕事を楽しくないと感じているのはあなただけかもしれないということです。どんな仕事にもやりがいは必ずありますし、自分が楽しくないと思う仕事でも誰かは楽しいと思ってやっていることでしょう。仕事自体が楽しくないものではないのです。
つまり、仕事が楽しくないのはその人の向き不向きの問題が大きいといえます。自分に向いてる仕事に就ければ、自然と楽しいと感じるようになるでしょう。
仕事を楽しんでいる人とそうでない人にはどんな差があるか
仕事が楽しくないと感じる人が実践すべき対処法
ここまで、仕事を楽しくないと感じる原因を見てきました。次に、仕事が楽しくないと感じる人が実践すべき対処法を4つご紹介します。自分の意識や日々の業務に少し変化を持たせるだけで、仕事への見方が大きく変わりますよ。
1.仕事はもともと楽しいものではないと思う
まず意識的な面で、仕事はもともと楽しいものではないと思ってみましょう。楽しいと思える仕事に就いている人が少ないのが現状ですので、その中にいる人はそう思うしかありません。
仕事は楽しいものではないと言い聞かせることで、いい意味で諦めがつき、中性的な気持ちを保って日々の業務に臨めるでしょう。
2.業務に工夫を凝らして成果を上げる
業務に工夫を凝らして成果を上げる、これができると仕事が楽しくなります。例えば、日々のルーティン業務でも、ここを改善すれば時間当たりの業務効率が上がるなど、工夫次第で脱出することができます。
そういった工夫で大きな成果が出なくても、仕事の効率が上がれば評価されるでしょう。
3.上司に異動願いをしてみる
今の仕事が楽しくないであれば、上司に異動願いを出して別の部署に移ってみてはいかがですか?別の部署で、やりたかった仕事を新たな人間関係の中でできれば、状況は改善されるはずです。
しかし、何の実績もないのに異動願いを出すのはただのわがままです。ある程度会社に認められる存在になってからにしましょう。もちろん、異動願いが簡単に通るものではないことにも注意してください。
4.仕事に目的を持たせる
目的なくして仕事をしていても、先が見えずに辛いだけです。会社の上司から仕事を与えられることが多いと思いますが、任された仕事の目的が何なのか理解していますか?その業務の先にあるべきものを理解していないと、何のために仕事をやっているのかとマイナスな気持ちになりかねません。
自分のやっている仕事はこのためにある、そう目的をはっきりさせるだけで、後続で成果が上がった時に一緒に喜ぶことができるでしょう。
仕事が楽しくない場合はどうすればいいのか
楽しむためには、現在の仕事を続けて得られるものが、将来のやりたいことに繋がっている必要があります。ここが見い出せないと、対処療法を講じても一過性で終わる可能性が高いでしょう。そのため、将来が見えていない状況での対応としては、何よりも先に、漠然としていて良いので、将来どうしていきたいのか、上司や先輩、家族や友人と話をする中で見つけていきましょう。一方で、将来やりたいことがあり、いまの仕事と繋がっているが、何か楽しくないと感じる人も多くいます。職場の人間関係か業務遂行上の壁か、いずれかにその問題は隠れています。その時は、上司に相談して下さい。一緒に問題を発見していきましょうね。
楽しいと思える適職の仕事に転職するのもアリ
どうしても今の職場での仕事が楽しめないという人は、転職を考えるのも一つの手です。転職をする際は、仕事が楽しいと思える"適職"を探すことに専念しましょう。どうせ転職するのであれば自分の希望が叶うところがいいと思います。
それでは、「転職したのにまた楽しくない仕事だ...」といった状況を避けるにはどうすればいいのでしょうか?
適職探しは転職エージェントに相談するのがおすすめ
自分の適職を探したいのであれば、転職エージェントを利用しましょう。丁寧なカウンセリングからあなたの嗜好や性格などを客観的に分析し、適職を紹介してくれます。それだけでなく、書類添削や面接対策など、トータルで転職活動をサポートしてくれるのが魅力です。
とくにおすすめなのが「リクルートエージェント」です。転職支援実績No.1の実績を活かして、経験豊富なアドバイザーがカウンセリングと求人紹介を丁寧に行ってくれます。
また、「doda」は紹介求人数や経験を活かせる求人紹介などで利用者から高い満足度を得て支持されているので、こちらもあわせておすすめです。
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理想の働き方を考えるときには、仕事とプライベートのバランスを考慮する必要があります。職場での理想的な働き方を具体的することは容易ではございません。その職場の慣例や仕事の進め方はある程度決まっていますので、個人が変えることは難しいです。だからこそ、プライベートに必要な時間と自身の体力がどれくらい必要かという点でイメージを具現化しておきます。その点を転職エージェントに伝えて下さい。そうすると、最適な求人、削れる求人、大きく整理することができます。そして、最適な求人において、さらに、キャリア形成に向けた選択ができるか否かも確認して下さい。途中で進路に悩んだとしても、選択肢が広くあれば助かりますね。
まとめ
仕事を楽しむためには、目的をもって取り組むことを意識しましょう。先が見えない仕事をしていても「何のためにやっているんだろう」と感じるだけです。それでもダメな場合は、転職もひとつの選択肢です。その際は転職エージェントを利用して、楽しいと思える自分の適職探しに専念するといいでしょう。
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人の能力を最大化するためには、その人間が「楽しい」と思って動いている必要があります。よく一流のプロスポーツ選手が、「楽しんできます!」とコメントされる場面があります。プロスポーツ選手は自分が楽しめることで能力を最大化できることを知っているのです。会議でも一緒です。ピリピリより楽しめる空気感のほうが意見が出やすく、会議参加者の納得感が高い結論も出やすいです。そのため、職場において、自分が仕事を楽しむためにはどうすればよいかを考えます。考え方としては、将来やりたいことと、今の仕事のどの部分が繋がるかと考えます。将来と現在が繋がれば、必然的にやる気が生まれ、楽しめる可能性がグッと上がりますよ。