目次
※当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。
少数ながらも結婚を機に転職した人はいる
結婚は男性にとっても女性にとっても、人生で大きなイベントでしょう。第二の人生を歩んでいくことになりますので、特に女性の中には結婚を機に今後の生活を考えて転職を決断する人もいるのではないでしょうか?
厚生労働省の「平成28年雇用動向調査」によると、結婚を機に転職をした人は少数ながらも確実にいるようです。やはり、男性よりも女性の方が多く、約3.5倍ほど差があります。
▼参考
出産や育児で転職した人もいる
同じく上記の調査によると、出産や育児で転職をした人もいます。おそらく、現職が子育てをしていくのに適した環境ではなかったことが要因として考えられます。
子育てをするにはやはりプライベート(仕事以外)な時間が必要ですので、子どもがいる家庭への理解と協力体制が整っている企業へ転職しているのでしょう。
転職は結婚より前にするのがオススメ
結婚を機に転職する人がいることが分かりました。そこで一つ気になるのが、転職は結婚の前と後、どちらがいいのかでしょう。
オススメする転職のタイミングは、結婚より前です。なぜ結婚前なのか、その理由を以下で説明します。
仕事と家庭の両立がしやすい
結婚前に転職をすると、仕事と家庭の両立がしやすくなります。定時で退社できる企業や仕事を選択して転職すれば、これまで以上にプライベートの時間を確保できるでしょう。
結婚をすると仕事と家庭のことで忙しくなるのは目に見えているので、早めに対策しておくと良いです。
体験談:結婚より前に転職してよかったと思います
前職は、残業込みで12時間労働は当たり前でした。しかし、結婚が決まってこの先の生活を考えた時に、今の職場でやっていくのは無理だと思いました。そこで、籍を入れて一緒に暮らし始める前に、定時退社ができる会社に転職しました。おかげで結婚しても仕事と家庭のバランスがとれて、充実した毎日が送れています!(29歳/女性/金融)
転職後すぐに産休などの長期休暇は申請しづらい
結婚をして、出産を迎えることもあります。しかし、まだ新しい会社に馴染めていなくて実績もなければ、転職後すぐに産休などの長期休暇を申請するのは心苦しく感じてしまうでしょう。
申請が通らないわけではありませんが、当人の気持ちの問題で、申し訳ないという罪悪感に悩まされることも十分に考えられます。
結婚前と後とでは待遇に差が出る場合がある
転職のタイミングや状況によっては、待遇に差がでる場合があります。
結婚前と後での転職による待遇の違い
■結婚前→独身だとバリバリ働いてくれるから待遇を良くする
■結婚後→子育てや旦那さんの転勤などで退職することも考えられるので、好待遇では迎え入れづらい
本来はあってはならないのですが、リスクヘッジとしてこのような対応をする企業もあることを知っておきましょう。
企業側は結婚している人を雇うのにリスクを感じる
企業側は、結婚している人を雇うのに慎重になるケースがあります。上記で少し触れましたが、子育てや旦那さんの転勤などで退職することが考えられるからです。
会社側は、退職する可能性がある人よりも長く働いて会社に貢献してくれる人の方が良いでしょう。また、採用するのには多大なコストがかかっているので、早期で退職されるとまたお金をかけて一から採用活動をしなければならないのです。
体験談:結婚後に転職活動をして苦労しました
結婚当初は仕事と家庭の両立ができていたので問題なかったのですが、今後子どもが産まれることを考えると、このままでは難しいと感じ、転職活動を始めました。しかし、結婚をしているということで今後長く働けないのでは、と企業の人に思われたのでしょうか。何社も面接で落ちてしまい、転職するのにかなり苦労しました。(32歳/女性/保険)
結婚後の生活が落ち着いてから転職するのもあり
結婚する前に転職をした方がいい理由を紹介しましたが、場合によっては結婚後の方が良いといえるケースもあります。
結婚後、家庭の生活が安定して落ち着いてから転職をすれば、慣れない職場と家庭の両立をしなくて済みます。転職をすると新しい人間関係や、場合によっては知らない土地に行くことになり、何かと大変なことが多いです。また、結婚して家庭に入ると新しくやらないといけないことも出てきますので、不慣れなことを2つ同時に対処しなければなりません。
しかし、結婚後に転職をすればそういった問題は解決できるのです。
仕事と家庭の両立がしやすい人気職業は「事務職」
ここで、仕事と家庭の両立がしやすい人気職業を紹介します。その人気職業とは「事務職」です。
事務職は比較的残業が少ないので、定時退社ができ、プライベートの時間を確保しやすいです。また、デスクワークになるので、肉体的負担も少ない方だといえるでしょう。
福利厚生が充実している職場を選ぶと良い
また、転職で仕事を選ぶ際は福利厚生にも注目すると良いでしょう。注目すべき福利厚生は「家族手当」と「育休・産休」です。特に育休・産休は結婚後に欠かせない福利厚生ともいえますので、子育てに理解がある企業を選択できると良いでしょう。
他の福利厚生もあれこれと希望してしまうと企業が絞られてしまいますので、この2つが完備されているところを優先して探すようにすると良いです。
結婚を機に転職する際は転職エージェントに相談すると良い
結婚を機に転職をする際は転職エージェントに相談すると良いです。担当のキャリアアドバイザーの方に悩みや不安を相談することができ、的確なアドバイスをもらえます。
おすすめなのが「LIBZ」。女性の気持ちを誰よりも理解してくれるアドバイザーが多く在籍しており、カウンセリングの結果を基にライフステージに合わせた求人を紹介してくれます。結婚後も安心して働ける企業に出会えるでしょう。
会社に相談して転職しなくて済む方法を模索するのもあり
転職をオススメしましたが、会社に相談して転職しなくて済む方法を模索するのも一つの手ではあります。例えば、正社員から契約社員に雇用形態を変えてもらう、部署移動をする、条件交渉などです。
自己都合にはなりますが、従業員の家庭に協力的な会社であれば、もしかすると働きやすい環境を提供してくれるかもしれません。一度相談してみてはいかがでしょうか。
今後のライフプランを考えた上での選択が重要
転職をするにしても、今の会社に相談して残るにしても、今後のライフプランを考えた上での選択が重要になります。
結婚をして一緒に暮らすのか、出産予定はいつなのかなど、パートナーとしっかり話し合って行動に移すのがベストだといえるでしょう。
まとめ
結婚を機に転職する最適なタイミングを見てきましたが、参考になりましたでしょうか。結婚前と結婚後、一概にどちらが良いとはいえません。パートナーと今後のライフプランを考えた上でどうするか決めるのがベストです。
もしどうしても困った場合は、女性のワークライフをサポートしてくれる転職エージェントに相談するとベストアンサーがもらえるでしょう。利用は無料ですので、気軽に相談してみてください。
女性に特化した転職エージェントをこちらで特集していますので、詳細を確認してみてください。