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「明日、退職することを伝えよう!…、でもどうやって伝えればいいんだっけ?」
そんな悩みを抱えていませんか?退職は人生でそう何度も経験するものではないので、切り出し方が分からないですよね。
そこで、退職交渉の"第一歩目"となるベストな退職の切り出し方を解説します!
退職の切り出し方は「少しだけお時間よろしいでしょうか」
退職の切り出し方、それは「少しだけお時間よろしいでしょうか」、この一言に限るでしょう。
「大切なお話があるのですが」「今後のことでご相談があります」などを言おうと考える人がいるかもしれませんが、それでは退職をにおわせすぎてしまいます。上司に感づかれると先手を打たれて、退職の申し出がしづらい雰囲気を作られてしまう恐れがあります。
具体的な内容は実際に退職交渉の入ってからで問題ないので、切り出し方で悟られないようにしましょう。
交渉の冒頭で退職の意思をはっきり伝える
実際に退職交渉に入ったら、交渉の冒頭で退職の意思をはっきり伝えましょう。
NG例
- 「今家庭内が大変で、親の介護が必要な状況です。そのため、来月末を目途に退職を考えています」
先に理由から入ると本題がつかめない(結局何が言いたいか分からない)上に、言い訳がましく聞こえてしまいます。そのため、退職するという決意は一番最初に伝えて、その後に理由を説明しましょう。
OK例
- 「退職したいと考えています。理由としては、親の介護が必要になったためです。退職日の目安は来月末を考えております」
退職の切り出し方のポイントは「いつ・誰に・どこで」
退職の切り出し方のポイントは言葉だけでなく、シチュエーションにもあります。シチュエーションにおける退職の切り出し方のポイントは、「いつ・誰に・どこで」の3つです。
それぞれ内容を詳しく見ていきましょう。
いつ:退職を考えている1ヵ月以上前&就業時間外
退職の切り出し方のポイント「いつ」は、退職を考えている1ヵ月以上前です。法律上は2週間前までに申請すれば問題ないですが、業務の引継ぎなどを完璧にして円満退職したいのであれば1ヶ月以上は必要になります。
また、退職を切り出す時は就業時間外を狙うようにしましょう。退職は個人的な話になるため就業中には相応しくない上に、伝える相手も日中は忙しいと思います。仕事が落ち着く終業後に相手の様子を見ながらタイミングを伺いましょう。
誰に:直属の上司が一番最初
退職の切り出し方のポイント「誰に」は、直属の上司に一番最初に伝えるです。上司を飛び越えたさらに上の人に先に退職の話がいくと、上司の管理能力が問いだたされてしまいます。そうなると上司との関係が悪化して退職しづらい雰囲気になってしまうので注意しましょう。
どこで:個室や会議室などの改まった場
退職の切り出し方のポイント「どこで」は、個室や会議室などの改まった場となります。他の人が仕事をしているフロアで退職の話をしてしまうと簡単に周囲に話が漏れてしまいますし、周りをざわつかせてしまいかねません。
さらに退職という重要な話を公然の場で堂々とするのはマナーやモラル的にもよくないので、周囲に話が聞かれないような場所を用意しましょう。
退職の切り出しでやってはいけないこと
退職の切り出し方でやってはいけないことがあります。マナー違反や最悪退職できないケースに繋がるので、退職の切り出しで避けるべきことをみていきましょう。
メールで退職を切り出す
メールで退職の話をするのは避けましょう。退職は軽い話ではなく、会社単位で見ても大きな問題です。それをメールで報告して済まそうとするのはマナー違反です。きちんと言葉で直接伝えるようにしましょう。
"こんな場合"はメールを使用してOK!
- 退職の話をするアポイントをメールで取るのはOK(上司が忙しい場合に限る)
- 退職日に全社宛てにメールで退職の挨拶をするのはOK
退職したい意思を相談ベースで伝える
退職を相談してはいけません。退職したい意思を相談ベースで伝えると、上司から"引き止められる"と思われ、上手く言いくるめられて引き止めに遭う可能性が増えます。
そのため、上述しましたが、完全に退職を決意しているのであればその意思をはっきり伝えましょう。
上司の気持ちに配慮することを忘れない
退職を考えている方に最後に覚えておいてほしいことがあります。それは、上司の気持ちに配慮することです。上司からすればかわいい部下が仕事を辞めると自分に言ってくるのです。部下から退職の話を聞くのは非常に辛いでしょう。
そのため、上司の気持ちに最大限配慮しながら退職を切り出すようにしてください。
退職の悩みを転職エージェントに相談してみるのもよい
退職の切り出し方で悩んでいる人は、転職エージェントに相談するのをおすすめします。円満退職を実現できるように、いつどうやって切り出すのがベストなのかアドバイスしてくれます。
転職エージェントはこれまでに何人もの転職と退職をサポートしてきていますので、そのノウハウには確立したものがあるでしょう。ぜひプロに頼ってみてください!
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退職では細心の注意を払った切り出し方を意識しよう
退職の切り出し方は「少しだけお時間よろしいでしょうか」、これは絶対に覚えておきましょう。そして、「いつ→退職日の1ヵ月以上前&終業時間外」「誰に→直属の上司」「どこで→改まった場」、この3点も重要になります。
また、メールや相談ベースで打ち明けるのは避け、上司の気持ちに最大限配慮することを意識しましょう。