第二新卒と既卒の違いを解説!それぞれのメリット・デメリットを紹介

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就活コンサルタント
高田晃一

東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。

目次

  1. 第二新卒:新卒で入社した会社を3年以内で辞めた人
  2. 既卒:最終学歴を卒業して一度も就職したことがない人
  3. 第二新卒と既卒の大きな違いは“就業経験“があるかどうか
  4. 第二新卒で転職するメリットとデメリット
  5. 既卒で就職するメリットとデメリット
  6. 第二新卒と既卒それぞれに強い転職エージェントがある
  7. まとめ

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「既卒」と「第二新卒」の違い、ご存知ですか?

第二新卒と既卒では転職活動の仕方が変わってきます。転職で失敗しないためにも、自分がどちらに該当するのか知っておく必要があります。

第二新卒は、一般的に以下のような人たちを指す際に使われる言葉です。

第二新卒とは

第二新卒とは、最終学歴(大卒、専門卒など)を卒業して新卒で入社したが、3年以内で離職した若手社会人

参考までに、厚生労働省「新規学卒者の離職状況」によると、平成31年3月卒(大学)の「3年目までの離職率」は31.5%。大卒では、3年目までの離職率は年々増加傾向にあります。

※令和2年および令和3年卒については、2022年11月時点で「3年目離職率」未公開。

▼参考

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第二新卒の需要は高い!歓迎されている理由と転職活動をするときの注意点

一方、既卒は一般的に以下のようにいわれています。

既卒とは

既卒とは、最終学歴(大卒、専門卒など)となる学校を卒業してから一度も就職をしていない人

他にも、「既卒は卒業後3年間は新卒扱い」とするように厚生労働省が定めているのも特徴です。

▼参考

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既卒の定義とは?第二新卒との違いや就職活動のポイントを紹介

既卒と第二新卒の違い

以上の特徴より、第二新卒と既卒の大きな違いは“就業経験“があるかどうかだといえるでしょう。

転職市場で就業経験や社会人経験があるかどうかは非常に大きな問題です。そのため、第二新卒と既卒は転職市場で扱いが変わります。両者にメリットとデメリットがあるので、知っておいて損はないでしょう。

メリット:キャリアチェンジがしやすい

第二新卒で転職するメリットは、キャリアチェンジがしやすいことです。第二新卒はスキルや実績よりも、入社意欲の高さやコミュニケーション能力が評価されるためです。これが一般的な中途になると、即戦力として前職での経験や高度なスキルが求められるでしょう。
また、社会人経験がまだ少なくて前会社の色に染まっていないので、新しい環境に転職しても比較的なじみやすいという点も評価されています。

デメリット:前職を早期離職したというレッテルが張られる

第二新卒で転職するデメリットは、前職を早期離職したというレッテルが張られることです。自分を第二新卒だと名乗るということは、新卒で入社した会社を3年以内で早期離職したという事実を述べているのと同じことです。
様々な事情があって早期離職をしたと思いますが、会社側は「またすぐに辞めてしまうのでは?」などという不安を抱えてしまうでしょう。

面接でのアピールの仕方で解決しよう!

会社側の不安を解消するためには、面接などでのアピールの仕方が重要になります。「自分の弱点は○○でしたが、~~のように改善しました」「入社したら○○を行い、~~を達成したいです」などと、成長するためには努力を怠らない、また高い入社意欲を持っていることを伝えると、好印象な評価が受けられるでしょう。

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第二新卒が転職を成功させるために知っておくべきメリット・デメリット

メリット:卒業後3年以内であれば新卒扱いされる

既卒で就職するメリットは、卒業後3年以内であれば新卒扱いされることです。既卒は第二新卒と違って社会人経験がないので、ビジネススキルやビジネスマナーが身についていないことが多いです。
しかし、既卒は新卒と同じ扱いを受けられるので、社会人経験がないという前提で採用してもらえます。社会人経験がないことがハンデになることは少ないでしょう。

デメリット:空白期間がマイナスに評価されることも

既卒で就職するデメリットは、学校卒業後の空白期間がマイナスに評価される場合があることです。「大学を卒業後なぜ就職しなかったのか」「これまで何をして過ごしてきたのか」など、高確率で質問されます。その答えに間違ってしまうと面接官からいい評価を受けられず、選考で落とされてしまうでしょう。

空白期間をポジティブにアピールしよう!

空白期間を聞かれた場合はネガティブではなく肯定的な内容を答えましょう。「~をやりたいという目的があったので、~をしながら活動に取り組んでいました。その結果、○○を学ぶことができました」などと、ポジティブに伝えられるとグッドです。さらに、そこで学んだことが仕事で活かせるというアピールもできれば尚よしです。

採用担当者は社会人経験の有無をどう見ているか

就活コンサルタント高田晃一
自社の業務に役立つ経験を持っているのかを見ている
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社会人経験が十分にあれば、それに越したことはないのですが、その経験があなたが受験しようとしている会社の業務に全く役立たない、むしろ足かせになるものであれば、逆効果です。逆に未経験の方の方が良い、ということになります。社会人経験は自社の業務に役立つのかどうかを見極める手段にすぎない。よって、その業界では未経験においても、それらをカバーできるくらいの能力や性格をあなたが持ち合わせていれば、それでOKです。

それぞれに強い転職エージェントがある

第二新卒と既卒はそれぞれデメリットを抱えています。そこがどうしても足を引っ張ってしまう場合は、転職エージェントに相談してサポートを受けてみてはどうでしょうか?

各転職エージェントはそれぞれに強みを持っており、第二新卒と既卒それぞれに特化したものもあります。第二新卒と既卒それぞれの事情を把握しているので、どうアピールすべきかや注意点などを的確にアドバイスしてくれます。

また、第二新卒を欲している求人、既卒を欲している求人をメインで取り扱っているので、ハンデが少ない状態から応募できるのも魅力的でしょう。

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既卒も第二新卒もハンデと考える必要はない
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既卒も第二新卒も企業は、そこのところを理解して採用活動を行っています。よって、全くハンデではありません。問題なのは、あなた自身がハンデと考えてしまうことです。ハンデと考えてしまうことによって卑屈になってしまい、就活についての行動できなくなってしまいます。これがいけない。ここのところは開き直って、キャリアチェンジのプロである転職エージェントの方と綿密なコミュニケーションをとりながら、就職活動を行えば、既卒も第二新卒もあなたの就活は成功します。

第二新卒は「ハタラクティブ」、既卒は「ウズキャリ既卒」がおすすめ

第二新卒の方におすすめなのが「ハタラクティブ」です。これまでに6万人以上を支援してきた実績があり、20代の転職サポートには定評があります。

また、既卒の方におすすめなのは「ウズキャリ既卒」です。特筆すべきは、内定率が83%で定着率は92%という実績を残している点です。選考対策が充実しているだけでなく、満足度の高い優良企業を紹介できている証でしょう。

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タイプ エージェント 平均年収UP額 53.0万円
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転職エージェントを使うとどんなメリットがあるのか

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多種多様な事情の方の就活を成功させているのが良い
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キャリアチェンジのプロである転職エージェントの方は、既卒や第二新卒など多種多様な事情の方の就活を成功させ続けています。この理由は、受験候補となる会社をたくさん知っており、それぞれの会社の事情を熟知しているためです。よって、既卒や第二新卒のあなたも、その後の社会人として人生がより良いものなる会社で働くことができます。ひとりで考えていると絶対に袋小路に嵌まります。ですので、転職エージェントの方に相談すれば、あなたが考えている以上に良い就活を実現させることができます。

自分が第二新卒と既卒どちらに当てはまるか分かりましたでしょうか?

第二新卒と既卒の大きな違いは、就業経験があるかどうかです。そのため、第二新卒と既卒では転職活動の仕方やアピールの方法が違います。自分が当てはまる方のメリットとデメリットを理解し、転職活動に活かしていきましょう。

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